【結婚式レポートin東京都】インドネシアで始まる新生活。最高の門出になりました
新郎から新婦へ、ずっと内緒にしていた余興
ふたりの新婚生活はインドネシアでスタートする。新郎の赴任先に新婦が帯同する直前に挙げた結婚式は文字通りの門出となった。幼い頃からずっと新郎は野球、新婦はアーティスティックスイミング(旧称:シンクロナイズドスイミング)に打ち込んできた。家族と同じか、それ以上に長い時間を共にした仲間を大勢招き、目指したのは「記憶に残る結婚式」。準備期間中、新郎はインドネシアから全ての打ち合わせにリモートで参加し、新婦の家族や友人は「やれることがあったら何でも言って」と率先して手伝ってくれた。「離れていることを感じさせない彼の頼もしさと、いつもそばで支えてくれる家族や友人のおかげで、今の幸せがあるのだと改めて感じました」
新郎側の余興は、新郎自ら友人と漫才をすると聞かされていた新婦。しかし、当日、スタンバイする新郎の元に運ばれてきたのは管楽器・サックスだった。「彼女に内緒で3カ月間猛特訓し、人前で吹くのは今日が初めてです」と新郎は、ジャズピアノが弾ける友人と演奏を披露。「彼のあんなに真剣な表情を見たのは初めてです。私のために考え、忙しい合間を縫って練習してくれた日々を思ったら涙が止まらなくなりました」
光のシャワーが降り注ぐチャペル。「涙ぐみながらベールを整える母に『頑張ってね』と声をかけられ、インドネシアで始まる新生活を思い、感慨深い気持ちになりました」
仲良し4きょうだいの中座に母は涙し、父は笑顔で拍手を送った
新郎から新婦へのサプライズはサックス演奏。幼い頃からアーティスティックスイミングをやっている新婦にちなんで、人魚のプリンセスストーリーの楽曲をチョイス
お色直しに選んだカラードレスは、マーメイドラインが美しいラベンダーカラー
料理は一皿一皿、試食を重ねて構成したオリジナルコース
プロフィールブックには、ふたりのインドネシア旅行の思い出やおすすめを記事風にまとめたページも
同時のファーストバイトがキュート
ゲストとの歓談時間もたっぷり取ったフォトラウンド
新婦のお色直し中座中、新郎側のゲストが高砂席に集まり「いつものノリ」で祝福
ウエルカムスペースには、インドネシアのバリ島で撮影したフォトウエディングの写真を飾った
神奈川県川崎市
遼輔さん(32歳)
若奈さん(29歳)
挙式日:2024年5月18日
会場:グランド ハイアット 東京
ゲスト数:105名
インドネシアと日本で3年の遠距離恋愛を経て結婚。「今もこれからも一緒に過ごせる喜びをかみしめます」
※ゼクシィ首都圏版2024年10月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 東京都