【結婚式レポートin茨城県】母になって増した思い。“ありがとう”を言えて良かった
ふたりとゲストの距離をなくし交流タイムを重視
大好きな友人と顔を合わせる機会が減ってしまっていたこの数年。その間にふたりは結婚し、10カ月前に朔叶(さくと)くんが誕生。就職し県外に出た友人もいて、それぞれの環境は変化したけれど、ずっと変わらなかったのはお互いを思う気持ち。侑哉さんと成美さんは、これまでみんなと会えなかった時間を埋めるように、歓談タイムをたっぷり設け、愛に溢れるアットホームな一日を過ごした。
「彼も親も『子どもがいるからって妥協しなくていいよ』と言ってくれて」と成美さん。ふたりの宝物、朔叶くんには、リングボーイや入退場に登場してもらい、みんなにお披露目をした一方で、ブーケトスやブロッコリートス、ドレス色当てクイズなどゲスト参加の場面も用意。さらに、家族ぐるみで親交のある新婦友人の母3人に中座の介添えを依頼するなど、なるべく多くの人と交流できる演出を設けた。
また、ゲストの印象にも強く残ったのは新婦の手紙。初めは、「あまり得意じゃないから読まなくてもいいかな」と思っていたものの、出産・子育てを機にあらためて父母への感謝の思いが募った成美さん。直接言えた「ありがとう」の言葉は、親だけでなくゲストの心にも響き、涙を誘った。
新郎へのファーストバイトに巨大スプーンが登場。「お嫁さんにしてくれてありがとう」のメッセージを添えて
木のぬくもりに溢れたチャペルはふたりのお気に入り
指輪が入ったリュックを背負い、リングボーイとして活躍した朔叶くん
前撮り写真をフレームに入れギャラリー風に展示
会場の祝福ムードを高めた新郎友人の余興
プロフィールブックには、朔叶くんの紹介や席次、メニューも
「誰かの結婚式では3人でお揃いの服を着ようね」。そんな話で盛り上がった中学時代の4人グループ。約束を果たし対面した瞬間、ブライズメイドの3人は涙
ファミリーミートは、ママを見つめる朔叶くんの反応で和やかに
引出物&席札はゲストの名前をイメージしたフリーカップ
ブーケは新婦母、ブートニアは新郎母の手作り
小学校からの親友によるスピーチには、温かい言葉がたくさん
新郎から新婦へ、プロポーズ以来のサプライズ。日頃の思いを手紙につづり、「永遠の愛」を花言葉に持つ99本のバラを贈呈した
茨城県小美玉市在住
侑哉さん(25歳)
成美さん(24歳)
挙式日:2024年4月6日
会場:ザ グランダブリュー 水戸(THE GRAND W MITO)(茨城県)
出会いは友人に誘われ参加したバーベキュー。交際3年記念に訪れた銀山温泉でサプライズのプロポーズ。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2024年9月号より転載
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