【結婚式レポートin北海道】みんなでつくり上げた映画以上に幸せなストーリー
この場にいるゲスト一人一人が物語の一員に
大学時代に初めて出会った瞬間、新郎は新婦にひと目ぼれ。当時はその思いを伝えられなかったものの、卒業後、同じ職場で働く中で距離が縮まり、お互いの価値観がとても似ていることに気付いたそう。その一つが、ふたりの大好きな映画。親や友人たちに感謝を伝えるとともに「これからも応援したい」と思ってもらえるよう「“ふたりの映画”を見ているような結婚式」をイメージして準備を進めた。
物語の始まりは、家族とのひととき。扉が開いてゆっくりとバージンロードを歩いてくる新郎新婦に、両家の父も母も感激の表情。「家族だけに伝えたい」と新郎が感謝の手紙を読むと、全員が涙に包まれる素敵な時間が流れた。
ウエルカムコーナーやペーパーアイテムなどは、映画にこだわったデザインで統一。新婦への生い立ちムービー&花束のサプライズや、会場全体を使った映画館のような上映スタイルなど、エンターテインメント性満載のパーティでゲストを楽しませた。主役でありつつ「ふたりよがりにならないように」と、触れ合いや参加の機会をたくさん設けて、みんなと一緒につくり上げた幸せなストーリー。心にずっと残り続ける、ふたりらしい物語が紡がれた。
「新郎の好きなところ」を書いた54枚のトランプを新婦からプレゼントされ、式の前から新郎は号泣
赤いバージンロードに憧れていた新婦。ひと目ぼれした教会で挙式
ふたりの好きなカプセルトイを用いたフェザーセレモニー。羽根入りのカプセルを自分で回すアイデアは、子どもゲストにも喜んでもらえた
中座エスコートは両家弟にサプライズで依頼
映画モチーフのプロフィールパンフレットやポップコーンも各席にセット
内容の充実度と「自由に動けて話しやすかった」と好評だった専用の会場でのデザートビュッフェ
新婦に内緒で、新郎が生い立ちをたどる動画を作成。たくさんの人の協力により感動のサプライズとなった
豪雪地帯に新居を構えたばかりのふたり。ケーキバイトは雪かき用の自前スコップで!
臨場感のある壁一面の映像演出
サーバーを背負いポージングで再入場。生ビールを注ぎながら全卓で会話を楽しんだ
チケット風エスコートカードの半券で抽選会を行い、プレゼントを贈呈
石狩市在住
一輝さん(26歳)
真緒さん(26歳)
挙式日:2023年12月9日
会場:宮の森フランセス教会
趣味など似たところが多く、1年の交際を経て結婚。お色直しの衣裳もふたりの大好きな緑でお揃いに!
※ゼクシィ北海道版2024年9月号より転載
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