【結婚式レポートin愛知県】挙式は家族のために、祝宴は友人の笑顔が見たいから
涙のち笑い。家族、友人、同僚すべてが心から祝福
「ザ・好青年! 熱い先生が来た!」。佑紀さんが教壇に立つ小学校に、新人教員として赴任してきた大智さんの第一印象だった。職場の同僚として過ごすうちに、交際へ発展したのもごく自然の流れだった。「家族にも、見守ってくれた同僚にも、それぞれちゃんと感謝を伝えたい」。ふたりは、挙式で親に感謝の手紙を読み、母は幼い頃の思い出から今日までの思いを込めた手紙で返答。親もふたりも幼い頃の思い出が走馬灯のようによみがえっていた。「母に怒られて家を出された夜、仕事帰りの父が泣いている私に寄り添い、母に一緒に謝ってくれました。怒られた記憶がなくて。大好きな父なんです」と佑紀さん。壇上の佑紀さんを見守る父は必死に溢れる涙をこらえていた。
後半は一転、ゲスト全員で楽しく元気よく! 小学校の教員らしく、給食用白衣を着てのファーストバイトや運動会の演出など、職場結婚ならではの盛り上がりよう。
途中教え子からのサプライズDVDを見た佑紀さんの母は、「大智さんはいい先生なんでしょうね。生徒さんからのメッセージに感激しました」。心からふたりを祝福する佑紀さん母の優しい笑顔を見た同僚も友人も、温かな気持ちに包まれていた。
「小学生なのに、少し離れた公園まで自転車で行かせてくれないほどの心配性の母。ちょっと過保護と思えるほど、子どもたちが大好きな人なんですよ」と笑う大智さん。ジャケットセレモニーで母には込み上げるものがあった
リングボーイは佑紀さんのおい。大智さんに渡さず、壇上にいる佑紀さんめがけてまっしぐら! ゲストは大爆笑
佑紀さんからの感謝の手紙にこらえきれずに涙を流す佑紀さんの父。佑紀さんは姉が挙式で使ったベールを譲り受けて着用
尊敬する職場の先輩から給食当番の白衣を着せてもらってファーストバイト
佑紀さんからの結納返しでオーダーした大智さんのスーツ。裏地には大好きな犬の生地を使った
テーブル対抗大運動会! けん玉、握力測定などを行った
優勝は職場の同僚チーム。校長先生も大喜び
大智さんの学生時代の友人との記念撮影。歓談中は常にゲストがふたりのもとへ。「青春時代を共に過ごした友人から祝福されて、とても幸せな気持ちになりました」と大智さん
愛知県在住
大智さん(26歳)
佑紀さん(27歳)
挙式日:2024年3月23日
挙式・披露宴会場:TIAD,オートグラフ コレクション
招待客:68名
同じ小学校の教員同士。兄、姉のいる佑紀さんと兄のいる大智さん。共に末っ子で、自称愛されキャラ。
※ゼクシィ東海版2024年8月号より転載
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