
【結婚式レポートin東京都】バンドの仲間たちとジャズを演奏しました

さまざまな顔で「初めまして」のゲストを魅了
「やっと皆に結婚相手を紹介できる」と胸を高鳴らせて迎えた当日。テーマは、「ゲストの笑顔溢れる」結婚式。人前式では「1つ! 関西人としてのプライドを持ち、夫が妻を笑わせることを義務とします」などオリジナルの宣誓でゲストを笑顔に。リングプレゼンターを決める全員参加のサプライズリングボックスの演出もゲストを沸かせた。
披露宴では、4名の友人ゲストにテーブルスピーチを依頼。サプライズ指名とは思えないほどウイットに富んだ祝辞、言葉よりも先に思いが込み上げる涙の祝辞。友人たちのスピーチを時に誇らしそうに、時に慈愛に満ちた表情で見守るふたりの様子が、プロフィールには載りきらない人柄やゲストと紡いできた豊かな時間を雄弁に物語った。
披露宴の結びには、新郎新婦の大学時代の仲間たちとジャズを演奏。この日のために友人が書き下ろした曲には、新郎のギターと新婦のバリトンサックスのデュオパートも用意された。結婚式とは一転、演奏に集中するふたりは真剣そのもの。本格的な演奏にゲストは体を揺らし、手足を打ち鳴らしてノリノリに。演奏を終え、ほっとした表情に戻ったふたりに拍手と歓声がいつまでも降り注いだ。
高砂席はテーブルをやめてソファにすることで、数多く残る写真にドレスの全容が写るように工夫
「育ての親」と言っても過言ではないという祖母との中座
自分たちで考えた「誓いの言葉」を読み上げる新郎新婦。ふたりらしい宣誓文に目を細めるゲストたち
友人のテーブルスピーチを楽しそうに聞くふたり
ウエディングケーキはふたりが大好きなモンブランに。「見た目もさることながら、味も最高においしかったです」
新郎はギター、新婦はバリトンサックスを演奏。協力してくれた仲間の中にはプロのミュージシャンとして活躍する人も。「でも、今回は2回しか練習できなかったので内心ドキドキしていました」
2階に吹き抜けのチャペル、1階に緑豊かなガーデン付きバンケットがある貸し切り邸宅。「ビッグバンドの要といってもいいドラム演奏が可能な会場というのが決め手に」
淡いブルーのドレスにお色直ししてセカンドミート。「好きな色とデザインが気に入って選んだドレスですが、新郎のギターの色とお揃いに(笑)」

埼玉県和光市
健太郎さん(24歳)
美里さん(24歳)
挙式日:2024年2月25日
会場:赤坂 アプローズスクエア迎賓館
ゲスト数:85名
新郎は高校からギター、新婦は小学生からサックスを続けている。いつまでも手を繋いで歩ける夫婦が理想。
※ゼクシィ首都圏版2024年8月号より転載
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