【結婚式レポートin山口県】みんなの思いが一つになった結婚式でした
おもてなしの気持ちを込めて楽しく和やかに
結婚式を迎えた新婦・Yさんには一つの思いがあった。それは花嫁姿を大好きな祖母に見せること。母の振り袖は祖母があつらえたもので、譲り受けたYさん(新婦)も成人式で着た思い出のあるもの。その振り袖をドレス風に着こなした姿を祖母に見てもらいたかった。ただ、祖母は式の4カ月前に亡くなり、その思いは祖母の写真と一緒に入場することで、叶えられた。
夕方から始まった人前式は、ふたりの友人が牧師役を務めてアットホームな雰囲気で進行。そしてフラワーシャワーや菓子まきでにぎやかなアフターセレモニーが続いた。
現在、歯科衛生士の仕事に就くYさん(新婦)。ゲストが驚いたのは披露宴でのケーキ入刀の場面。登場したケーキはなんと大きな歯の形! ふたりがブラシで歯磨きをすると「歯ッピーウェディング」の文字が現れた。そんな細やかな仕掛けにゲストは大喜び! ふたりがその歯に入刀すると拍手と声援に包まれた。
愛媛県出身の新郎・Yさんと山口県出身のYさん。両県のお酒を振る舞ったり、料理のメニューに愛媛のタイと山口のフグを取り入れたりするなど、ゲストに喜んでもらうためのおもてなしの気持ちを、精いっぱい表現した。
挙式はYさんのアイデアで、ふたりの共通の友人が牧師を担当。笑いにあふれた人前式に
お肉料理は山口名物瓦そばをイメージした器で登場。山口と愛媛のお酒も用意してご当地のおもてなし
ふたりの赤ちゃん時代の写真はどれ?というクイズは、パソコン画面を映し出しながらふたりで進行した
ケーキ入刀前にふたりでブラッシング。すると「歯ッピーウェディング」の文字が出現
Yさん(新婦)の母も成人式で着た振り袖をドレス風に着こなして。Yさん(新婦)に合わせて、Yさん(新郎)も紋付き袴姿にお色直し
「おじいちゃんとママとで歩きたい」と振り袖ドレスでの入場時は祖母の写真を抱いた祖父と、母と一緒に入場。「今日の姿を誰よりもおばあちゃんに見てほしかった」とYさん(新婦)
挙式前、両家の父母にファミリーミート。母たちはふたりを見るなり「わぁ!」「ステキ!」と歓声を上げて喜んだ
結婚証明書を披露するふたり
Yさん(新婦)が作ったレジン席札と、ゲストと一緒に写した写真とメッセージを添えて
広島県広島市在住
Y・Sさん(29歳)
Yさん(26歳)
挙式日:2023年11月4日
会場:山口グランドホテル(山口県)
アプリを通して出会い、遠距離恋愛がスタートした。約3年間交際し2023年1月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2024年5月号より転載
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