【結婚式レポートin島根県】ずっと憧れていた由緒ある建物で結婚式を挙げるのが夢でした
ふたりを繋いだ音楽とゲストに感謝を込めて
松江城のそばにあるここ興雲閣は、島根県指定の有形文化財で、明治時代に建てられた素敵な建物。新婦・茉莉亜さんはずっとこの場所が好きで「できるならここで結婚式がしたい」と願っていた。興雲閣での結婚式はあまり前例がなかったため、準備は大変だったそう。それでも当日はこうしてクラシックな階段やテラスで記念撮影ができ、訪れたゲストも「素敵!」と感嘆の声。ふたりだけのこだわりの結婚式が始まった。
テーマは「Music For Life」。人も音楽も、いつもふたりの心に寄り添い、いつも感動をくれる大切なもの。ゲストにも音楽にも感謝を伝える一日にしたいと思いを込めた。
ゲストが席札の2次元コードを読むと、ふたりが個別に選んだ曲をDLできるという仕組みにゲストはびっくり。
挙式が始まり、会場に響き渡るフルートの音は茉莉亜さんの双子の姉による生演奏。「これからもゲストと音楽を大切にしていきます」と誓いの言葉にもテーマを取り入れていた。披露宴では姉とのピアノの連弾も披露され、息の合った演奏にゲストは感動の拍手。「素敵な会場で、ゲストの笑顔をたくさん見たい」というふたりの思いを叶えることができた一日だった。
双子の姉と一緒にピアノの連弾を披露。秀成さんはそばで譜めくりをしながら、じっくり耳を傾けていた。姉は挙式の入場時にもフルートを吹いてくれ、大活躍
ケーキ入刀の後は、それぞれの友人をサプライズで招いてサンクスバイト
受付で空欄の五線譜に、ゲストが一つずつ好きな音符を書いていく。みんなで作った唯一無二のメロディーが出来上がった
「人と音楽を大切にすることを誓います」とふたり声を揃えて誓いの言葉を述べた
明治時代に建てられ、以前は迎賓館の役割もあった興雲閣。松江城のすぐそばにある
刺しゅうのウエルカムボードは茉莉亜さんの母の手作り
挙式を終えてフラワーシャワー
興雲閣の2階のテラスに出て笑顔の写真撮影
テーブル装花はフルーツを加えて秋らしく
くすみピンクと白を合わせた茉莉亜さんこだわりのブーケ
低温調理のケータリングをお願いし、火を使えない会場でもおいしいフルコースを提供した
集合写真でみんな笑顔に
披露宴会場でゲストの前で行った挙式
島根県出雲市在住
倉橋秀成さん(24歳)
茉莉亜さん(27歳)
挙式日:2023年10月21日
会場:興雲閣(島根県)
プロデュース/Knot total wedding produce
共通の趣味である音楽で意気投合。1年間は遠距離恋愛で、その後一緒に暮らし始め、その1年後に結婚。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2024年4月号より転載
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