【結婚式レポートin長野県】選び抜いたアンティークが彩るクラシックな洋館にようこそ
次々と変わるおもてなし空間で両家の思い出を
ふたりの願いは、両家の家族と特別な時間を過ごすこと。会場に選んだのは、旧軽井沢に佇む石造りの洋館だった。「アンティークな空間やドレスが素敵で。私たちと感性が合うって感じたんです」。結婚式のテーマは、これまで家族と過ごした時間“アンティーク”と、ふたりで積み重ねる時間“モダン”の融合。館内を貸し切り、シーンや衣裳に合わせて部屋を変えるという斬新なおもてなしで、わが家のようにくつろぎ、両家の親睦を深めてほしいと考えた。
挙式後は場所を移し、エレガントなダイニングでパーティがスタート。アンティークのランプや食器、装花が彩るクラシックな空間に、家族も感激しきりだった。お色直し入場は、エントランスのらせん階段から。その足元には、パーティ中に同館のマダムがランプや洋書、キャンドルで装飾を施し、家族を驚かせた。そして後半は、赤い天井がモダンな「ルージュの部屋」へ。新郎が豆をひいて丁寧に入れたコーヒーを振る舞い、デザートタイムを楽しんだ。
「両家で分かち合える思い出をつくれたことが嬉しい」と新婦。ふたりは今でも写真や動画を眺めたり、「楽しかったね」と語り合ったり。温かな幸せの余韻に浸っている。
ダイニングの雰囲気に合わせ、繊細なアンティークレースのドレスをオーダーメイド。デザイナーと共に、世界に一つのドレスを作り上げた
手作りのボタニカルキャンドルを装飾アイテムに
期待を胸に、ドキドキのファーストミート
シャンパンゴールドのドレスには、ダークな紫やバーガンディーの花でまとめたブーケを
コーヒー好きな新郎が、アンティークのコーヒーミルで豆をひき、入れたてのコーヒーをサーブ
ふたりに語りかける牧師の言葉は、「一つ一つに心がこもっていて、温かな気持ちになりました」
お開き後に、新郎から手紙とプレゼントのサプライズが!
カリグラフィーを施したアンティークプレートを、リングピロー&結婚証明書に
「キス」という名のアミューズ。唇の形を表現し、ゲストの目を楽しませた
モダンなシルクドレスにお色直し。階段下の会場装飾も、ゲストへのサプライズに
衣裳や会場装飾、料理など、すべてと丁寧に向き合い選んだふたり。それが形になったことを、みんなが喜んでくれた
群馬県高崎市在住
小黒太一さん(30歳)
麻衣さん(30歳)
挙式日:2023年9月15日
会場:RUZE classique(ルゼ・クラシック)(長野県)
同じ大学で学んだふたり。「娘とバージンロードを歩きたい」という父の夢を叶える家族ウエディングを。
※ゼクシィ長野・山梨版2024年3月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 長野県