【結婚式レポートin長野県】一人残らず楽しませたい!そんな気持ちを込めました
家族も友人もみんなが楽しい演出でおもてなし
新婦の夢は、紅葉シーズンの軽井沢で結婚式を挙げること。新婦の家族も連れ立って、2泊3日の旅行を兼ねたウエディングを企画した。ふたりの中にずっとあったのは、「特定の誰かじゃなくて、一人残らず全員に楽しんでほしい」という思い。演出は全員参加にこだわり、みんなの思い出に残る一日をつくり上げた。
挙式では、サンドセレモニーで誓いを立てたふたり。ゲスト一人一人がガラスの器に砂を注ぎ込み、仕上げにふたりも砂を重ねて、全員の手でサンドアートを完成させた。
ケーキセレモニーにも一工夫。ふたりからケーキを食べさせてもらう人をくじ引きで選び、ワクワク感も味わえる演出に。その幸運なゲストの一人には、トス演出でお菓子ブーケをキャッチした新郎友人が選ばれ、「おいしいところは、全部彼に持っていかれました(笑)」。ゲストのそばで過ごしたいと、フォトクルーズの時間もたっぷりと。友人といつものようにおしゃべりしたり、わいわい写真を撮ったり。みんなの心が満たされる幸せな時間が流れていった。
終盤には、中座した新郎が花束を携え登場。「これからもよろしくね」という新郎の言葉に、新婦が涙のハグ。会場は惜しみない拍手に包まれた。
挙式の締めくくりはクロージングハグ
新婦から新郎へ電報のサプライズ。「お嫁さんにしてくれてありがとう。これからもずっと一緒にいようね」
兄やいとこたちとにぎやかに中座。新婦兄は推しうちわで、場を盛り上げてくれた
秋色の装花は、テラコッタカラーのドレスとも好相性
器もフレームも砂も、すべてオーダーメイドの一点物でサンドセレモニー
思いがけない新郎からのサプライズに、「思わず泣いちゃいました。こんなことしてくれるなんて」
毎年記念日に贈ってきた新婦の手作りアルバムを展示。式当日にはゲストから新郎へのメッセージを集め、翌月に控えた記念日&新郎誕生日を祝うアルバムも作った
“第二の母”と慕うゲストに、一輪のバラをプレゼント
白ドレスは、パフスリーブが脱着できる2WAY。カラードレスはパーソナルカラー診断で、ブーケやヘアメイクは顔診断で、似合うものをチョイス
料理のおいしさが会場選びの決め手に
ケーキを頬張る友人の姿に、ふたりも大はしゃぎ
埼玉県さいたま市在住
M・Uさん(29歳)
Cさん(28歳)
挙式日:2023年11月11日
会場:軽井沢プリンスホテル フォレスターナ軽井沢(長野県)
ふたりは専門学校の同級生。新郎にひと目ぼれした新婦のアプローチで、交際が始まった。交際期間は5年。
※ゼクシィ長野・山梨版2024年6月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 長野県