【結婚式レポートin長野県】妊娠7カ月の結婚式は100本のバラに包まれて
結婚と妊娠ダブルの幸せをゲストがお祝い!
交際と同時に、結婚に向け準備を始めたふたり。両家の顔合わせ、式の会場探し、婚姻届提出と忙しい日々の中で、新婦の妊娠がわかり……。「結婚式を挙げるのは、妊娠7カ月の安定期。お腹の子のことをきちんと報告したいという思いもあり、予定通り結婚式を挙げることに決めました」
他界した父の代わりに、祖父とバージンロードを歩いた挙式。「彼とおじいちゃんが握手する場面では、ずっと手を離さず『頼むぞ、頼むぞ』って。そんなおじいちゃんの気持ちがすごくうれしかったですね」。続く披露宴では、ふたりの結婚とともに妊娠も報告。「元気な赤ちゃんを産んでね」「妊娠中に、頑張って準備したね」と、ゲストが次々と温かな言葉を掛けてくれた。
披露宴の終盤には、新郎から新婦に100本のバラのサプライズも。「私の母からの提案で、生前の父の『野々香、頑張れ!』という音声を使った映像も流してくれて。今までで一番うれしい、彼からのサプライズになりました」
去年10月に娘を出産、家族3人の生活が始まった。「85人もの人たちに、新しい命を祝ってもらえた特別な結婚式。2倍の幸せを頂いた気がしています」。母になった新婦が、深まる感謝と共に語った。
お腹の膨らみが目立ち始めた妊娠7カ月の結婚式。多くのゲストが新婦のお腹に触れ、祝福の言葉を掛けてくれた。間もなく父と母になるふたりが、お腹の子と迎える特別な一日に
新郎は高校の教員。教え子たちがケーキのデザインを手掛け、校舎や黒板、ラケットをデコレーション
お色直しの中座は、祖母と母と
ひまわりが好きで、プロポーズの場所もひまわり畑だったことから、結婚式のテーマは「ひまわり」に
「階段を使った演出がしたい」という新婦の夢を叶えたフラワーシャワー
新婦を新郎の元までエスコートする祖父は、笑顔いっぱい。「つられて、ベールダウンで流した涙がどこかにいっちゃいました」
ペンライトを手に再入場し、ドレス色当てクイズの正解を発表。ゲストも予想した色のペンライトを振って出迎えた
挙式前に、晴れ姿を両家親にお披露目
当日誕生日を迎えた新郎めいを、バースデーバイトでサプライズ
「いつか娘に履かせたい」と、ベビーのファーストシューズをリングピローに
長野県茅野市在住
小田勝利さん(29歳)
野々香さん(29歳)
挙式日:2019年7月6日
会場:アニヴェルセル 長野(長野県)
招待客:85名
ソフトテニスの部活を通じ知り合ったふたり。偶然の再会を機に、結婚を前提とした交際をスタートさせた。
※ゼクシィ長野・山梨版2020年4月号より転載
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