【結婚式レポートin長野県】色打ち掛けで和の神前式、憧れが叶いました!
台風の中の結婚式。ゲストへの感謝がより一層深まって
結婚式の会場に選んだのは、新婦父母もかつて結婚式を挙げたホテル。「ここしかない」と会場決定に迷いはなく、父母も「懐かしい!」と心から喜んでくれた。思い描いたのは、和装での神前式から始まる和のウエディング。凛とした黒地に華やかな柄をあしらった色打ち掛け姿で神殿に向かい、厳かな誓いを立てた。「親族だけの挙式だったのでリラックスできました。和装がこんなに大変なものだとは思わなかったけれど(笑)」
和花で会場を彩った披露宴も、和婚がテーマ。ケーキセレモニーではちらし寿司ケーキが登場し、それをしゃもじで入刀するなど、和の雰囲気を盛り上げた。「ゲストが参加できるパーティに」と、招待状の返信はがきを使った抽選会も開催。当選者がリボンを引っ張り景品の箱を引き当てると、会場から歓声が湧いた。
長野県直撃の大型台風19号が近づく中、始まったふたりの結婚式。「数日前から不安で心配で……。何事もなく終わって本当によかった」と、胸をなで下ろしたふたり。雨と暴風の中、ゲストが駆け付けてくれたこと。「天気は最悪だったけど、結婚式は最高に楽しかった!」と喜んでくれたことが、生涯忘れることのないふたりへの祝福となった。
あでやかなちらし寿司ケーキを入刀し、お箸でファーストバイト。和装にぴったりのセレモニーに
抽選会の当選ゲストに景品をプレゼント。大小6つの箱の中身は、お菓子やコーヒー・アイスのチケット、商品券など
歓談タイムには、友人たちが次々とふたりの元を訪れた。新婦自らカメラマンになる姿も
ちらし寿司ケーキの皿の裏には、1つだけ当たりのシールが! 景品のテーマパークチケットに、当たったゲストが歓声を上げた
「和装で神前式を」という夢が叶ったひととき
色ドレスに合わせたのは、新婦母手作りのアートブーケ。母が結婚式で使った思い出のブーケもメイン卓に飾って、ゲストに紹介した
披露宴の結びには、母に大きな花束を。「私と同じ幼児教育の仕事に携わる母は、仕事の先輩でもあり目標。その母に祝福してもらったことがうれしかった」
弟と手を繋いでの中座は、恥ずかしさの半面懐かしさも
黒の色打ち掛けが、凛とした花嫁の美しさを演出
テーマに合わせて、会場装花も和風に
長野県埴科郡在住
猪瀬幹雄さん(30歳)
萌さん(27歳)
挙式日:2019年10月12日
会場:ホテル国際21(長野県)
招待客:87名
共通の知人を介して知り合い、交際がスタート。「彼が肉好きなので」と、昨年の2/9に婚姻届を提出した。
※ゼクシィ長野・山梨版2020年4月号より転載
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