【結婚式レポートin愛媛県】私たちの『好き』をみんなに楽しんでもらえて嬉しい!
新婦の夢だったバンド演奏を叶えた披露宴
映画好き同士として知り合ったふたり。結婚式の招待状は映画のチケット風のデザインで、受付の人がそれをもぎる仕組み。それは「映画を見に行くような非日常を楽しんでほしい」という思いを込めたふたりのアイデアだった。その受付でゲストの手に渡っていたのは、ふたりからのスイッチングレター。挙式が始まる直前に、ふたりからゲスト個別に書かれた感謝のメッセージを一斉に開封。読みながら「わぁ……」と涙ぐむゲスト、笑顔になるゲスト……。ふたりの温かい思いが会場いっぱいに広がっていた。
挙式は2023年1月に誕生した長男・蒼生(あおい)君と一緒に。挙式直前に眠ってしまったリングボーイの蒼生君は、眠ったままで両頬に誓いのキスを受けて、ゲストの笑顔と拍手を誘っていた。
結婚式で叶えたかった新婦・万結さんの夢は、学生時代から続けているバンドの演奏。ドレス姿でベースを弾くのが夢だったという。そしてドラムを担当するのは新郎・圭洋さん。圭洋さんはドラム未経験。この日のためにゲストにサプライズでドラムを練習してきた。万結さんのリズムサポートもあって、なんとか大舞台を乗り切り、大きな拍手を浴びていた。
招待状は映画のチケット風。ゲストが書いた祝福コメントを受付の人がもぎるシステム
挙式の入場でドラマチックに登場した新郎・圭洋さん
ブルーのあめ細工をあしらい夏の海をイメージしたウエディングケーキ。圭洋さんにはたっぷりと
ゲストに押印してもらったウエディングリースを披露
万結さんがベース、圭洋さんがドラムを担当したバンド演奏。初心者の圭洋さんはドキドキの表情
この日出席してくれた子どもたちに喜んでもらいたくてアイシングクッキーを贈った
挙式が始まる直前に、ゲスト全員が開封したスイッチングレター。ふたりの思いを受け止めて、ゲストは笑顔に
テーブルで談笑する時間を多く設けた披露宴
圭洋さんの職場のある愛媛県愛南町特産の「ふかうら真鯛」を取り寄せて料理に使ってもらった
挙式中に眠ってしまった長男の蒼生君。眠ったままラジコンカーでリングボーイを務め、そのまま誓いのキス
バンド演奏の2曲目は万結さんの大学時代のバンド仲間と
愛媛県宇和島市在住
武部圭洋さん(32歳)
万結さん(27歳)
挙式日:2023年7月15日
会場:MARRIVEIL THE SPIRE & HIDEAWAY(愛媛県)
2021年、映画をきっかけに知り合う。互いの友人を交えて遊ぶうち、交際へ。婚姻届を提出し2023年1月出産。
※ゼクシィ徳島・香川・愛媛・高知版2024年2月号より転載
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