【結婚式レポートin北海道】幸せになる、幸せにする。大切な全員の前で誓いました
スペインに伝わることわざをテーマに伝えた思い
“あなたは私のオレンジの片割れ”。半分にしたオレンジにぴったりと合うのは運命の人だけ、という意味を持つスペインの古いことわざ。
「集まってくれる一人一人が私たちにとって欠かすことのできないオレンジの片割れだということを皆さんに伝えたくて、この言葉を結婚式のテーマにしました」と新婦。手作りのペーパーアイテムのモチーフ、装花の周りには本物のオレンジを取り入れて、ふたりの思いを形にした。
前日まで続いた雨はやみ、晴れやかな青空が広がった当日。ガーデンで行った人前式から、こだわりいっぱいの一日が始まった。結婚指輪をゲストにサプライズで運んでもらうリングセレモニーや退場時のスパイダーシャワーなど、かけがえのないゲストと一体になる時間を意識。また、夫婦となった7月7日が“カスミ草の日”であることにちなみ、結婚証明書もふたりらしいアイデアを取り入れたオリジナルに。大切な人たちに見守られながら、自分たちで考えた誓いの言葉を読み上げたときに、全員への感謝と大きな愛を感じたという。「この人を幸せにしよう。そして、幸せにしてもらおう」。ふたりの心に改めて、結ばれた喜びと実感が湧き上がった。
誓いの最後に、声を合わせて読んだ「愛はスローにちょっとずつ」のフレーズ。長い人生、ゆっくり愛を育んでいきたいという思いで選んだ
一輪挿しのフレームにふたりがカスミ草を飾って完成させた結婚証明書
ガーデンのチャペルで、新郎はジャケットセレモニーを。新婦はベールダウンの後、父とバージンロードを歩いた
北海道の幸を織り込んだフレンチコースと、シャンデリアが輝く美しい空間が会場選びの決め手に
友人を指名したサプライズサンクスバイト。新婦はドイツから祝福に駆け付けた友人にお礼のひと口を
サプライズ中座で、乙女のように喜ぶ新婦祖母の笑顔にゲストから大きな拍手
手作りの席札などアイテムやテーブル装飾にオレンジを取り入れた
全員に「1年後のふたり」へメッセージを書いてもらい、ボックスに封印したレターセレモニー
夫婦の7つの約束を伝えた新郎手作りの映像
感謝のセレモニーで大好きな父とハグ。新郎も手紙を読み、普段、涙を見せない新郎父も感極まった
札幌市在住
合羽井良介さん(27歳)
侑希さん(27歳)
挙式日:2023年7月16日
会場:オーベルジュ・ド・リル サッポロ
吹奏楽部で同じ楽器を担当し、高校時代から交際。8年の遠距離を経て、2022年7月7日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ北海道版2024年1月号より転載
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