【結婚式レポートin東京都】高校時代にタイムスリップ!ふたりで青春をやり直します
ドラマチックすぎるふたりの再々会にゲストたちも大興奮
ふたりの結婚式を語るには、なれ初めから説明する必要がある。出会いは地元の幼稚園。小・中学校は別だったが高校で再会。冬のスキー合宿で「同じ幼稚園だったよね?」と確かめ合うも、一度も同じクラスになることはなく、お互いに抱いていた淡い恋心を伝えないまま卒業した。月日は流れ、次に再会したのは37歳の時。大病を患った母に付き添い、地元の病院を訪れた新婦。そこに母の執刀医として手術の説明に現れたのが、外科医となった新郎だった。
すっかり元気になった新婦母も参列が叶った、ふたりの結婚式のテーマは大同窓会。幼稚園や高校時代の恩師、同級生らをゲストに招き、学校の朝礼を思い出す学年主任のスピーチ、テーブルを囲むあの頃と変わらない同級生の笑顔に「まるでタイムスリップしたみたい」とゲストたち。
ふたりがお互いへの手紙を朗読し合う場面では「今日は利香に3度目のひと目ぼれ。遠回りした20年を考えると時間がいくらあっても足りません」と新郎から新婦へ、真っすぐな愛が語られた。既婚ゲストたちはわが身を振り返り「帰って夫に優しくしたい」「妻と付き合いたての頃を思い出した」とそれぞれに“あの頃の気持ち”を持ち帰った。
披露宴では物まね芸人を招いてゲストを大いに沸かせた
新郎のお色直し中座は、本物のドクターヘリチームに担がれながら
会場装花はゴージャスかつカラードレスのネイビーとも相性のいい深紅の花々に
天井高6メートルの壁は360度の大スクリーン。オープニングムービーが映し出される中、ふたりが入場
ウエルカムスペースには、ふたりの共通の趣味・フルマラソンに参加した際の記念Tシャツとメダルを飾った
新郎からの手紙に嬉しそうにほほ笑む新婦
挙式退場時、ゲストからの「おめでとう」と花びらのシャワー
披露宴の料理は、日頃からふたりが定期的に通う、会場ホテルの37階にある広東料理「センス」のシェフが手がけた。「私たちが大好きな『きのこのスープ』を特別にメニューに入れてもらいました」
新郎から新婦へのサプライズは、仕事の合間を縫って特訓したピアノの弾き語り
高校の恩師の乾杯あいさつに、学生時代のようなあどけない笑顔を見せるふたり
本人たちが再現したなれ初めVTRをゲストと共に鑑賞中
茨城県つくば市
安達直樹さん(42歳)
利香さん(42歳)
挙式日:2023年5月21日
会場:マンダリン オリエンタル 東京
ゲスト数:70名
外科医師の新郎と司法書士の新婦。新郎と再会するまでずっと結婚したくない派だった新婦が一変!
※ゼクシィ首都圏版2024年1月号より転載
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