【結婚式レポートin神奈川県】ほほ笑んだり、涙したり、歓声を上げたりいろんな感情が溢れる一日でした
喜んでほしいという希望が想像を超えた
野球少年とサッカー少女が大人になり、柔道整復師として同じ病院に勤務し出会った。そんなふたりの結婚式は、目尻の下がる可愛さのベルボーイ、フラッグキッズ、フラワーキッズ、リングガール、総勢7人の子どもたちが大役を務める人前式からスタートした。立会人はそれぞれの親友。新婦側の立会人の問いかけに新郎が応えるシーンでは、立会人から「声が小さいのでもう一度!」と突っ込まれ、ゲストたちも「ナイス!」と立会人を後押し。新郎の愛され具合が垣間見えた。
披露宴で一番の盛り上がりを見せたのは、お色直し後の再入場。BGMがサビに向かうにつれ自然と手拍子が湧き起こり、サビでは全員がこぶしを挙げて大合唱! 興奮冷めやらぬままに突入した「新郎新婦クイズ」では、運動神経抜群のふたりらしく、それぞれの得意競技を相手に挑戦させ、「新婦は野球で10球以内に外野まで飛ばせるか」などと出題。新郎が作成したテレビ番組さながらの本格的な正解VTRに、ゲストは1球ごとに声を上げて一喜一憂した。「ゲストに喜んでもらうことで、私たちの感謝が伝わればと思っていたので、みんなのリアクションが想像以上で、感動しちゃいました」
人前式だけでなく披露宴の乾杯あいさつという大役も務め上げてくれた、新郎のおいとめいにお礼のプレゼントを渡すふたり。「みんな本番に強くてビックリしました」
「新郎は10回リフティングできる?」、「250m走、速いのはどっち?」なども出題された新郎新婦クイズ。競技場で撮影した新郎渾身(こんしん)の正解VTRに見入るゲストたち
テラスから再入場してゲスト卓を一周。この後、全員で大合唱に。「予想していなかった一体感にぐっときました」
ファーストミート後、野球一筋の新郎家はグローブやバットを、サッカー一筋の新婦家はサッカーボールを持って記念撮影
新郎と握手を交わし、「娘を頼みます」と深く頭を下げる新婦父の姿に目頭が熱くなる
ブーケも会場装花も「一足先に、春が来たようなイメージ」で依頼。高砂席はソファのみにして、ゲストとの距離を縮めた
プロフィールブック、招待状、席札などのペーパーアイテムはすべて新婦の手作り。「会場の雰囲気に合うようにポップな感じにしました」
神奈川県横浜市
栫井大輝さん(32歳)
志歩さん(32歳)
挙式日:2023年1月22日
会場:BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomirai
ゲスト数:99名
新郎は小中高と野球一筋。新婦は物心つかないうちからサッカーを始め、現在も都のサッカーリーグに所属。
※ゼクシィ首都圏版2023年7月号より転載
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