【結婚式レポートin東京都】ゲストを笑顔にする1年がかりの夫婦初プロジェクト
敏腕営業夫婦のもてなしにゲストは大満足
結婚式を「1年がかりの夫婦初プロジェクト」と振り返る新婦。業種は違うが、共に優秀な営業として忙しく働き、結婚式に出席する機会も多いふたりが、自分たちの結婚式に設けたテーマは「おもてなし」。「ゲストに負担をかけず、気兼ねなく非日常を楽しんでもらえるよう細部にまで気を配りました」
まず結婚式を「土曜日の午後」に設定。「仕事で前日遅かった人にも無理のない時間帯で、翌日を心配することなくお酒を楽しんでもらえたらと思って」。ゲストにとって一番のもてなしともいえる料理やお酒も奮発した。キャビアやトリュフなど高級食材を使ったオリジナルコース。ドリンクはヴーヴ・クリコやオリジナルカクテルをはじめ豊富なラインナップを用意した。
極め付きは1年かけてゆっくり深め温めたゲストとの交流。新郎新婦がお互いのゲストに会って事前に紹介を済ませたり、久しく会っていなかった旧友と近況を報告し合ったり。ゲストに気まずい思いをさせまいと、同じテーブルに座るゲスト同士の食事会を開くなどして、当日の初対面を避けた。おかげで夫婦の初プロジェクトは大成功。会場の至る所で笑顔の花が咲き、ゲストは大いに酔いしれた。
東京駅に隣接する27階の会場。ゲストはウエルカムドリンクを飲みながら夕暮れの東京を楽しんだ
新郎は母と中座。思わぬサプライズに嬉しさが溢れ出す母
ケーキ入刀の瞬間を近くで見守るゲストの温かな表情
「ホテルらしい王道さもありながら、どこかオリエンタルな雰囲気が漂う会場が気に入りました」
挙式中は終始笑いっ放し。「父が新郎へと私を引き渡す時、距離が開き過ぎていて3人で視線を交わして噴き出しちゃいました。リング交換では、最近、お互いに太ったため指輪がなかなか入らなくて(笑)」
笑顔を封印してモデルになりきった前撮りをロビーなどに飾った
料理はふたりの好みやこだわりを反映した完全オリジナル
お色直し後、各テーブルを回りゲスト全員と写真撮影
スピーチは事前に依頼せず、お酒が程よく回った披露宴後半、サプライズ指名のテーブルスピーチに。「このためにインタビューの上手な司会者を選出しました。用意していないからこそ飛び出すエピソードがたくさん聞けて良かったです」
東京都中央区
右京さん(30歳)
望未さん(29歳)
挙式日:2022年11月12日
会場:シャングリ・ラ 東京
ゲスト数:67名
共通の趣味はゴルフ。同じスクールに通い、休みの日には仲良くラウンドを回るアクティブなふたり。
※ゼクシィ首都圏版2023年5月号より転載
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