【結婚式レポートin広島県】言えなかった『ありがとう』を大切な人に伝えられました
月と太陽のように互いを補い合える夫婦を目指して
挙式が始まる1時間前。優弥さんと玲那さんが待つ挙式会場に現れたのは、玲那さんの父。病気療養中で、結婚式には欠席予定の父だったが「どうしても娘の花嫁姿が見たい」と急きょ、会場に駆け付けた。ドアが開くなり涙を浮かべ、くしゃくしゃの笑顔で手を振りながら登場した父。玲那さんと手を繋ぎ、優弥さんに車椅子を押してもらい、互いの体調を気遣う会話を交わしながら記念撮影。父と娘にとって一生忘れることのできない時間となった。
この日は多くのゲストを招いた盛宴。同じ職業であるふたりがこれまで一緒に働いた同僚や先輩後輩などが、たくさん列席した。ふたりはその多くの人に、「これからもよろしくお願いします」という気持ちを伝える結婚式を目指した。そのため全員で参加できるクイズ大会や撮影タイムを多く設け、ゲスト全員が楽しめる内容にこだわった。
明るく快活な玲那さんに対して、どちらかというと無口な優弥さん。ふたりを『太陽と月』に例えて「互いにないものを補い合う最高の夫婦になりたい」と話していた玲那さん。結婚式の間も笑顔が絶えず元気いっぱいの玲那さんを優しいまなざしで見守る優弥さんの姿があった。
挙式前のファーストミート。照れ隠しに「泣くところでしょ!」と言う玲那さん。そう言いながらふたりとも涙が止まらない
和装でのお色直しは、優弥さんへのファーストミートを兼ねていた。中座中にバッサリ髪を切ったサプライズにゲストもびっくり
チャペルを母と入場。優弥さんのそばで笑顔のベールダウン
花びらいっぱいのウエディングケーキでファーストバイト。「アーン」と口を開けて待つかわいい玲那さん
三姉妹の玲那さん。2人の姉とお色直しの中座では三姉妹揃って涙
チャペルにはお世話になった職場の人や友人など、ふたりの大切な人が参列してくれた
受け付け時、ゲストにドライフラワーを飾ってもらった結婚証明書
新郎新婦の体重増減クイズで盛り上がるゲスト
このドレスに憧れていたという玲那さん。優弥さんは職場の制服を着て披露宴スタート
挙式で家族に対して誓いの言葉を述べる時間を設けた。父母を尊敬している優弥さん。その言葉に父母は何度も涙を拭っていた

広島県安芸郡在住
松井優弥さん(30歳)
玲那さん(24歳)
挙式日:2022年11月19日
会場:The South Harbor Resort (ザ サウス ハーバー リゾート)(広島県)
2019年、職場の会食で出会い、広島の祭り「とうかさん」でデートし交際。2021年6月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2023年4月号より転載
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