【結婚式レポートin北海道】最後まで笑顔が絶えない私たちらしい式になりました
親の喜ぶ顔を見て「結婚式を挙げて良かった」と実感
10年ぶりに会う友人など、普段会えないゲストとの貴重な時間をどんなふうに過ごすか。「私たちらしい式って?」と考えた結果、ゲームなどは行わないシンプルなスタイルにたどり着いた。その分、会話する機会をたくさん取ってゲストとの時間を大切にし、アイテムや映像も気持ちを込めて手作り。一軒貸し切りの会場をカジュアルな雰囲気に彩って、再会の時を迎えた。
中座で新婦がサプライズ指名したのは、大好きな祖母。「2人の祖母はもちろんのこと、母もとても喜んでいて。久しぶりに手をつなぎ、少し照れくさかったですが、笑顔で一緒に歩くことができて一生の思い出になりました」
この日、新郎新婦はホスト役に徹し、おもてなしを最優先。高砂席には食事用のテーブルを置かず、ゲストがいつでもふたりの席に来られるよう工夫した。また、挙式も新郎母のジャケットセレモニーや新婦母のベールダウンをはじめ、両家親族の子どもたちに参加してもらい、みんなでつくるセレモニーを意識。
式を行うかどうか、悩んだ時期もあったが、誰よりも喜んでくれた両家の父と母の笑顔を見て、心の底から「やっぱり結婚式を挙げて良かった!」と感じることができた。
デザインから考え、素材も自分たちで調達して作ったウエルカムアイテム
ジャケットセレモニーで始まった挙式。新郎は感謝の思いを込めて、パーティの中座も母を指名
「バージンロードで彼へバトンタッチする時、ふと父と目が合って。さみしさと同時に夫婦となる気持ちが高まりました」と新婦
上質感が漂う会場に合わせて、手作りのメニュー表も落ち着いたトーンに
終始、ゲストが笑顔で盛り上げてくれ、ふたりが望んだシンプルで温かな式が叶った
フラワーガールとリングボーイは、お互いの親族の子どもたちが務めた
笑顔だった新婦も思わず感極まった、友人のスピーチ
高砂席をソファだけにしたことで、ふたりの周りには常にゲストの姿が
プロフィールビデオは、ゲスト全員が映るようにこだわって作った
お酒好きな人が多かったため、プチギフトはスタイリッシュなミネラルウオーターに
「階段を下りながら、皆さんの表情を見渡すことができてうれしかった」と話す、らせん階段からの再入場
札幌市在住
川股拓司さん(30歳)
梨菜さん(26歳)
挙式日:2022年8月6日
会場:ヒルサイドクラブ
迎賓館 札幌
新郎のひと目ぼれで、交際がスタート。沖縄や東京、函館など全国各地から、約70名のゲストが参列した。
※ゼクシィ北海道版2023年4月号より転載
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