【結婚式レポートin岐阜県】いつもの仲間とちょっぴり特別な夜です
大切な友人と地元で集い、思い出を共に刻む
同じ高校で1学年上の先輩。在学中から目立っていた愛乃さんに、雅弥さんはひそかに憧れていた。初めて言葉を交わしたのは愛乃さんの卒業後。しっかりした姉のような愛乃さんに惹かれた雅弥さんと、年下の彼は初めてだけど、雅弥さんのピュアで優しいところに安心感を覚えた愛乃さん。自然に交際がスタートした。
生まれも育ちも仕事先もすべて岐阜県というふたり。ゲストも高校の同窓生をはじめ、地元の友人ばかり。「こんな時期なので、二次会はやりません。その代わりに1・5次会のように食べて飲んで、ゆったりおしゃべりを楽しんでもらいたくて、落ち着いた雰囲気のナイトウエディングにしました」と愛乃さん。ケーキ入刀後のファーストバイトは二人羽織で会場を笑いに包むと、サプライズバイトをくじ引きで決めたり、ふたりでテーブル対抗のゲームを企画したり、エンターテインメント要素たっぷりの演出に、ゲストの笑顔が会場内に溢れた。そんな高校時代の友人らを最後列でにこやかに見つめていた愛乃さんの母。「専門学校時代にもお弁当を作り続けてくれました。母の茎芋の煮物が大好物で」。子育て感謝状を渡すと、母が流した大粒の涙を、愛乃さんは優しく拭った。
人生初のお菓子まきで、愛乃さんは大はしゃぎ
「母から怒られた記憶もなく、反抗期もありませんでした」と雅弥さん。ジャケットセレモニーでほほ笑み合うふたりを、父が見守っていた
テーブル対抗の「新郎新婦クイズ」。「ふたりの似顔絵を描いて!」では個性的な絵が並び、全員が大爆笑
大盛り上がりだった二人羽織でのファーストバイト
ウエルカムミラーは愛乃さんの手作り
母と登場したのは、リングの入ったリュックを背負った“リングラビット”。「かわいい」と歓声が上がった
ゲストが結婚生活で大切なものを選んで押印した結婚証明書
昔は激しいけんかばかりしていた妹と中座。今は友人のように仲良し。「妹はクールで気持ちを顔に出さない」と語っていた愛乃さんだが、当日は嬉しそうな笑顔を見せた
友人との歓談の時間もたっぷり
祝宴終盤、雅弥さんから愛乃さんへサプライズの花束贈呈。愛乃さんは感激で涙を流した
子育て感謝状を渡すと、母は号泣
エンディングロールは隙間から。夜の光にドレスが輝いていた
岐阜県岐阜市在住
小枝雅弥さん(23歳)
愛乃さん(24歳)
挙式日:2022年9月18日
会場:L,ARRIVO(エル・アリーヴォ)
ゲスト数:59名
高校の先輩と後輩。交際5年記念に婚姻届を提出。愛乃さんがウサギ好きで、小学生の頃から飼っている。
※ゼクシィ東海版2023年2月号より転載
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