【結婚式レポートin三重県】生まれ育った場所で共に過ごした仲間に感謝を
次々と飛び出すサプライズ。笑顔だけの3時間
「こんな時なので、大切な仲間と、自然の中でゆったりのびのびと楽しめる時間を過ごしたかったんです」と久美子さん。会場に選んだのは、ふたりが生まれ育った緑豊かな場所。ゲストも昔から気心知れた地元の仲間がほとんどで、ちょっとした同窓会のよう。あくまでも主役はゲスト。全員が主役になれる一日にして、心から楽しんでほしいと演出も考えた。ガーデンでの人前式では、事前に動画でベールダウンの練習をして臨んだという母に花嫁支度を整えてもらうと、二人で海外旅行にも出掛けていた親友のような父とバージンロードを歩き、たっぷりと感謝を伝えた。
披露宴からは、ゲスト一人一人にスポットが当たるよう、すべての演出に友人が登場。サンクスバイト、中座、余興の抽選会と、誰の名前が呼ばれるかわからないドキドキ感を、全員で楽しむ時間になった。極め付きのサプライズはふたりの退場後。ゲストがガーデンに誘導されると、夜空に上がるドラゴン花火とそれに続く30発の打ち上げ花火。爆音に負けないほどのゲストの大歓声と、花火の光に映し出された笑顔を見て、ほほ笑み合うふたり。最後までいっさい涙なし! 笑顔だけの一日の幕が下りた。
手を振りながら、歓声を誘うように入場する健斗さん。ジャケットセレモニーを任された母も思わず吹き出しこの笑顔
おちゃめな母と大好きな父との、かけがえのない大切な時間
刺しゅうのリングピローは久美子さんの親友からのプレゼント。ウエルカムコーナーのコッパースタンドの他、久美子さんが手にしたブーケも友人作
席札代わりの名前入りのお皿は贈り物に
再入場後はビールをサーブしながら各卓へ。グラスが泡だらけで笑い声も
健斗さんの姉はプロのオペラ歌手。久美子さんが頼んで、当日歌声を披露してもらった
アレルギーだけでなく、一人一人の好き嫌いにも対応した料理
ふたりで手作りした親への子育て感謝状
挙式後の家族での写真撮影。終始笑顔が絶えない一日に
大抽選会でソファが大当たり! 松阪牛など豪華商品に盛り上がった
健斗さんは大学時代の仲間と中座。いつでも表情豊かな健斗さんが会場のムードメーカーに
「ここ2年、花火大会がなかったので、喜んでもらいたくて」とふたり。華やかなフィナーレとなった
三重県津市在住
山路健斗さん(27歳)
久美子さん(27歳)
挙式日:2022年6月5日
会場:シャトー ラ・パルム・ドール
ゲスト数:64名
2014年アルバイト先で出会い、友人から始まり2016年より交際。6年目となる2022年6月6日に婚姻届を提出。
※ゼクシィ東海版2022年10月号より転載
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