【結婚式レポートin北海道】普段、泣かない彼の涙にこの日を迎えた喜びを実感
ドラマチックな演出に彩られた大人ウエディング
新郎新婦共に映画好きで、ゲストがくつろげる大人の時間をイメージしながら、ふたりの心に残った“お気に入りのワンシーン”を演出や装飾、BGMなどに取り入れた。
式の準備期間中は「先が見えないトンネルを進んでいるような苦しい日々でした」と振り返る新婦。「自分たちの思いが、ゲストの負担になるのでは」と悩み続けながら迎えた朝。ファーストミートで待っていたのは、今まで見たことがない新郎の涙だった。お互いに抱えていた、苦しい気持ち。だからこそ、喜びと感動が一気に溢れ出した。
パーティはスタートから華やかに。花びらが舞うらせん階段から入場し、映画をモチーフにしたいちご入りのシャンパンで乾杯! ゲストによる愛情いっぱいのスピーチや大好きな祖母と手をつないで歩いた中座など、パーティ中に見られたみんなの楽しそうな笑顔は、ふたりの大切な宝物になった。駆け付けてくれたゲストだけでなく、当日オンラインで祝福してくれた遠方の友人たちへも感謝の気持ちでいっぱいに。「コロナ下でも変わらない、人との絆や結び付きを改めて気付かせてくれた結婚式。どんなにハッピーな映画よりも温かく、心の底から幸せな時間でした」
長いバージンロードに映えるよう用意した4mものロングベール
挙式後は晴れやかな表情で、ゲストからフラワーシャワーの祝福を受けた
数年前、病に倒れた新婦の母。元気に回復し、念願だったベールダウンを実現
その母の手によるブルーの布に刺しゅうを施した、世界で一つのリングピロー
挙式のアフターセレモニーは、ゲスト全員と眼下に広がる札幌市街を一望しながら
いちご入りの乾杯ドリンクや手作りのペーパーアイテムなど、あちこちに映画の要素を取り入れた
退場は光の花道を歩いて。パーティラストも映画のようにドラマチック!
友人たちと練習を重ね、お揃いの衣裳で新婦がサプライズダンスを披露
月や星、新婦の好きなブルーを用いてデザインしたオリジナルケーキ。トップの立体オブジェは新婦が一から作成し、塗装まで手掛けたそう
感謝のセレモニーでは、新婦の手紙に新郎の父が男泣きするほほ笑ましいシーンも
来られなかったゲストからも、オンラインでたくさんの祝福が
札幌市在住
小林裕輔さん(32歳)
真子さん(29歳)
挙式日:2021年5月4日
挙式会場:ローズガーデンクライスト教会
披露宴会場:ピエトラ・セレーナ
大学時代に部活動を通して出会い、卒業後、偶然再会。7年の交際を経て、新郎がサプライズプロポーズ!
※ゼクシィ北海道版2022年2月号より転載
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