【結婚式レポートin東京都】“彼氏みたいな私”で良かった。そう思われる未来にします
料理も犬もときめくNYスタイル!
4人きょうだいの新婦はにぎやかに育ち、学生時代にはバンドボーカルとして活躍、スペイン留学もした。一方、新郎は人見知りのインドア派。最初に出会った時は「難しい男性」に思えたが、2回3回と会うたびに誠実さを感じられ、今では「絶対的に信頼できる人」に。「彼女は僕を外に連れ出し世界を広げてくれた」と浩成さん。「つい自分の正義を貫こうとする私ですが、彼と出会って相手の心に耳を傾けるように」と風薫さん。真逆だからこそ生まれたタフでしなやかな夫婦──。式では牧師の言葉に涙が止まらなかった。「愛する人がいる素晴らしさをかみ締めていました」
続く披露宴は秋色に彩られた会場で。席に着いたゲストはプロフィールブックを開いて思わずニッコリ。相手の好きなところ欄に、新郎は新婦について「彼氏みたいにイケメン」と。新婦姉の愛犬も自由に行き来して、終始和やかムード。料理はNY(ニューヨーク)アートをめでるようなときめきが続き、ゲストと語り合い、高層階の景色も楽しんで。スペシャルな時の中で新婦からは新郎へサプライズも。未来も「私と一緒で良かったと思われるようになります」宣誓。真逆な夫婦の寄り添う未来に温かな拍手が贈られた。
4きょうだいの中で、最後に家を出る新婦。「今までありがとうございました」「こちらこそ」の短い会話の中で、胸いっぱいに。岐路に立った時、真剣に何時間も向き合ってくれた父もそっと寄り添って
前夜にウエディングディナープランで宿泊し、当日の料理も楽しみにしていたふたり。カリフラワーのスープはほれ込んだ一皿だそう。この日の晩も宿泊し2泊3日の結婚式になった
パンパスグラスとキャンドルが揺れる、秋色の祝宴に
秋空と都会の景色を一望
挙式で新郎を先導したトニー君。パーティ会場ではケージからみんなを眺めたり、探検したり。“犬もお客さま”と考えるホテル内を制限なく利用できた
フードロスを避けたい新婦の思いからカップケーキタワーに
木の葉の手作りピロー
「昔は1袋を分けて食べて、最後の1個はじゃんけんしたね」ときょうだいと。「1袋全部堪能して」と懐かしの味もプレゼントして中座
「やっぱり私、彼氏みたい」と風薫さん。新郎を喜ばせたくてサプライズレターとパソコンを贈った

埼玉県東松山市
谷井カイオ浩成さん(32歳)
風薫さん(25歳)
挙式日:2021年10月24日
会場:キンプトン新宿東京
ゲスト数:68名
趣味はスノボで、雪道運転は新婦が担当。スイーツ男子の新郎は、最後の一口を必ず風薫さんにあげるそう。
※ゼクシィ首都圏版2022年2月号より転載
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