
【結婚式レポートin福島県】大好きな歌に思いを託し、大切な人へ贈りました

新郎新婦による歌と生演奏に熱い拍手が!
「お父さん、お母さん、大好きです。すべての思い出への感謝を胸にバージンロードを歩きます」スクリーンに懐かしい映像とメッセージが映し出される。花嫁と父のバージンロード入場はゲストの熱い視線の中で始まった。拓さんと莉沙さんのチャペルでの挙式のワンシーンだ。
ふたりが結婚式で大切にしたのは、「感謝を伝えること、そして楽しんでもらうこと」。演出を工夫し、ケーキセレモニーでは巨大な剣やおもちゃのスコップが登場し、会場を沸かせた。サンクスバイトや友人とのお色直しの退場、フォトラウンドも笑顔に彩られ、心温まる時間に。
そして実はこの日、拓さんには叶えたい夢があった。「中学生の頃、大好きな歌に出会って自分の結婚式には家族やお世話になった皆さんへささげたいと思っていました」。長年温めてきた夢を応援する気持ちから莉沙さんはギターに初挑戦。毎日猛練習して晴れの日に臨んだ。披露宴の終盤、静まり返った会場に新郎の歌声とギターのメロディーが響き渡り、スクリーンには幼い頃から成長までの映像が紹介された。心からの「ありがとう」を伝えた一日、その思いに応えるように温かい拍手がふたりを包み込んだ。
キャンドルリレーが行われ、祝福の炎が灯される中を新郎新婦が退場
娘からの感謝の映像の直後、母によるベールダウンと父とのバージンロード入場が行われた
「待ち時間を楽しんでほしい」とテントやテーブルが置かれた緑のスペースでウエルカムドリンクを
「ナチュラルな雰囲気に」と丸太風の花器に優しい色合いのお花を飾り付け
ケーキ入刀では巨大な剣が登場。新郎が好きなゲームをモチーフに手作り
「家に飾っておけるように」と大好きな絵画のレプリカでウエルカムボードを手作り
喜多方出身の新郎がおすすめの日本酒を用意
親しい友人とのお色直し退場は笑顔に包まれて
お花に彩られたソファ席は記念撮影で賑わった
デザートビュッフェコーナーへ新郎新婦がゲストを案内。感染症対策として自動手袋の使い方の実演も
思い出の映像に両家の父母は大感激
フォトラウンドは笑顔が溢れて
「この日の思い出に」と親に三連時計をプレゼント
プチギフトは懐かしい瓶入りラムネに

福島県伊達市在住
武藤拓さん(27歳)
莉沙さん(25歳)
挙式日:2021年8月8日
会場:Coeur a Coeur Liente(クーラクー リアンテ)(旧 サンパレス福島)
教員のふたりは実習先で出会い、クリスマスの日にプロポーズ。3年後の交際記念日に婚姻届を提出した。
※ゼクシィ福島版2022年1月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 福島県