
【結婚式レポートin香川県】友人やゲストと一緒に手作りした結婚式です

DIYやエコをコンセプトに楽しくおいしく
ここは高松市のとあるビルの1階。新婦沙耶さんの祖父が建てたもので、ふたりはこの上のフロアに新居を構えた。
テナントが空いている状態の1階を、この結婚式のためにふたりと仲間の手によってリノベーション。床を剥がし、壁を塗り、ヒノキ材でテーブルを作るところからスタートした。料理は友人が営む地産地消のジビエ料理やヴィーガンずしなど。ケーキも添加物の少ない素材を使った手作りのもの。さらにゲストが使う食器は新居や親族の家から集めた。映像、司会、進行も、全て自分たちでプロデュースして、手作りにこだわった。
というのも、ふたりが知り合ったのは自給自足の勉強会。デンマーク留学から帰国した沙耶さんが企画した合宿の、参加者の一人が匠さんだった。後に古民家再生などの活動を通して交際へ発展した。
手作りの会場に縁のあるゲストが集まって、早速乾杯。海外の友人はリモートで参加していた。ぐっと涙をこらえたゲストの熱いスピーチ、偶然両家の祖父が酒屋を営んでいたことをイメージした鏡開き。そしてDIYが好きなふたりらしく電動のこぎりでのケーキ入刀など、ふたりのライフスタイルとたくさんの笑顔に溢れた結婚式だった。
パーティ中に行った指輪の交換セレモニーでは、沙耶さんのめいたちがリングガールとして活躍
ドリンクもオリジナル。ゲストにセルフで楽しんでもらった
パーティ開始は、和服姿で入場。パソコンの向こう側にいるゲストにもごあいさつ
みんなで好きなドリンクを手に乾杯
DIYが好きなふたりらしく、ケーキ入刀は電動のこぎりで。ケーキには香川の花嫁菓子であるおいりをトッピング
みんなの前で誓いの言葉を述べ合う
沙耶さんのダンス仲間や匠さんが入れ替わりでダンスを披露するダンスリレー
ゲストがランダムにペアになるクイズ大会。ゲストはビルの外に出て新郎新婦に正解を言うというルール。全員に賞品付き
両家の父母と一緒に鏡開き。偶然、両家の名字が一文字ずつ入っているこのビルの名前が酒だるに記されていた
ジビエ料理やウエディングケーキなどを提供した友人夫妻
この会場に流木を使ったドアノブをインパクトドライバーで取り付ける、「ファーストインパクト」を行う

香川県高松市在住
筒井 匠さん(30歳)
沙耶さん(32歳)
挙式日:2021年6月6日
会場:某ビルの1階(香川県)
2019年、沙耶さんが自給自足を学ぶ合宿を企画。匠さんはその合宿に参加。その後も活動を行う中で交際へ。
※ゼクシィ徳島・香川・愛媛・高知版2021年11月号より転載
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