
【結婚式レポートin香川県】大好きなお父さんも今日はここに来てくれているよね?

夕日とマジックアワーをみんなで共有
今から2年前、ミサさんの父は病気で亡くなった。その後に結婚相手であるアツシさんと交際を始めたため「父にアツシさんを紹介できなかったのが少し心残り」とミサさん。だからこの日は父も参列してほしくて会場前に父がいつも乗っていたビンテージ感あふれる愛車をディスプレー。披露宴会場には父の席を用意し、バージンロードを2人の弟と父に導かれて進んだ。
沖縄と海が大好きなふたりが選んだ会場は、高松の海を見渡すロケーション。ウエディングケーキ、ブルーのグラデーションのウエディングキャンバス、5色の砂で彩られたサンドセレモニーなど全て夏の海をイメージしたもの。友人から問いかけられる誓いの言葉に「これからも沖縄へ連れてってあげてください」というほどふたりは海が好き。だから結婚式でもこの高松の海の美しさをゲストみんなと共有することが、ふたりのこだわりだった。
やがて披露宴の後半。窓の外があかね色に染まり始めると2階にあるチャペルへと全員で再び移動。この大きな窓が夕日からマジックアワーへと変わっていく様子を、ゲストと一緒に楽しんだ。きっとミサさんの父もどこかで一緒に夕日を眺めていたに違いない。
披露宴の後半、全員でチャペルに移動して行ったのはドレスの色当てクイズや、プレゼントタイム。夕日が沈む海を背景に、写真もたくさん撮ることができた
ファーストミートで笑顔のふたり。ミサさんの方が少し照れていた
この日のために母と祖母とで、ゲストの人数分育てた多肉植物。家族でラッピングしてお見送り用のプチギフトに
瀬戸内海と女木島を望む披露宴会場。この眺めをゲストと共有したかった
ファミリーミートは父母と祖母、きょうだいも。笑顔の後は涙も見せていた
父が愛した思い出いっぱいの古い車を会場前に設置。車と一緒に記念撮影
ブルーを基調にしたウエディングキャンバス。ゲストにひと筆ずつ描いてもらった
12人のゲストから花を受け取るダズンローズセレモニーの後、サンドセレモニーも行った
ピンク、白、ブルーなど5色が重なったサンドセレモニー。挙式でふたりも砂を重ねて完成させた
ウエディングケーキはアツシさんのこだわりで、海をイメージしたデザインに

香川県善通寺市在住
アツシさん(27歳)
ミサさん(32歳)
挙式日:2024年9月15日
会場:AMANDAN CALM(アマンダンカルム)(香川県)
ミサさんが勤務する会社にアツシさんが入社。それから1年ほどたって次第に仲良くなり、結婚へ。
※ゼクシィ徳島・香川・愛媛・高知版2025年1月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 香川県