【結婚式レポートin北海道】久しぶりに会うみんなを、少しでも近く感じられるように
少人数になり、ぐっと近づいたみんなの心の距離
当初予定していた結婚式から、招待するゲストの数を減らして行ったふたり。規模も縮小せざるを得ない形になったが、少人数だから共有できる思いやゲストとの温かな交流など、変更を前向きに考えて「感謝を伝え、気持ちが伝わる時間」を大切にした。
生演奏が響くホールで行われた挙式は、ゲスト同士が十分に距離を取りながら厳粛な雰囲気で。「距離は離れていても、みんなの心は近くに」という思いから、挙式やパーティのセレモニーはできるだけゲストと一緒に行うことを意識。新郎新婦の友人にサインしてもらった誓約書のシーンや、挙式後に全員で幸せを願ったバルーンリリースはまさに、ゲストとの心のつながりを感じる瞬間となった。
パーティ会場の高砂席は、テーブルを置かないカジュアルスタイルにし、自由に気軽に会話や撮影が楽しめるよう工夫。また、新郎新婦が感謝を伝えるだけでなく、友人たちからもおめでとうムービーや花束のサプライズプレゼントがあり、みんなの優しさに胸がいっぱいになった。
最後の新郎のあいさつは、この日感じた素直な気持ちを言葉に。溢れる涙とともに伝えた感謝の思いが、ゲストの心にしっかり届いた。
天井の高いアトリウムホールで行った、厳粛なキリスト教式。広い空間を生かして、ゲストのソーシャルディスタンスにも配慮
ベールダウンの後、感謝の思いを胸に母とバージンロードを歩いた
挙式後は屋外でのバルーンリリースと、撮影タイムをゆっくり楽しんだ
誓約書のモチーフをのせた一段スクエアケーキ。友人とのサンクスバイトも行った
写真をいっぱい撮ってほしいと、花をたくさん飾ってフォトブース風に仕上げた高砂席
ゲスト卓のキャンドルを花火にしたり、メインにはLEDの光の演出を取り入れるなど、非日常感を味わってもらった
中座は友人を指名して和やかに
ヨーロッパの街並みをイメージしたパーティ会場。テーブル間はゆったり配置
「友人のサプライズビデオ、お花リレーからの花束に感動しました」と新婦
全席に除菌シートやマスクケースを用意したほか、お見送りではお礼を伝えながらふたりがゲストの手を消毒。楽しくしっかりと対策し、安心して過ごしてもらえた
帯広市在住
秋江亮太さん(33歳)
明日美さん(27歳)
挙式日:2021年6月12日
会場:ベルクラシック帯広
知り合って2年後、4年間の交際を経て婚姻届を提出。予定を延期し、規模を縮小して結婚式を実現。
※ゼクシィ北海道版2021年11月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 北海道