【結婚式レポートin北海道】サプライズを仕掛けた私の方も、思いが溢れて
ハネムーンで訪れた特別な場所を会場で再現
式に先駆けてハネムーンで行ったパリは、新郎新婦の大切な思い出の場所。そのときに見た風景や体験したこと、記憶をゲストとも共有したいと「パリにいるようなおしゃれな空間で、今までにない新しい結婚式」を目指した。
一方、新婦を心から愛する新郎の裏テーマは“妻が主役の結婚式”。同級生であるふたりは同世代のゲストが多かったため、両家の垣根なく友人に楽しんでもらいたいと願いつつ「新婦が美しく見える一日になるように。そして新婦が思い描いた式にできるように」という願いで新郎の心はいっぱいになっていた。
新婦は会場スタッフと相談し、ファーストミートで新郎へ“逆プロポーズ”のサプライズを用意。念願だった新婦のドレス姿を見て、目を潤ませる新郎。内緒の手紙と4本の白いガーベラの花束を手に、今日を迎えるまでの「ありがとう」を伝えた新婦は、サプライズを仕掛けた側ながら、溢れる感情と涙が止まらなかった。「この人と夫婦になれて良かった」。ふたりきりのバージンロードで、改めて実感した幸せの一歩。ゲストに喜んでもらいたい一心でたくさんのおもてなしを準備した、ワクワクするふたりならではの結婚式がスタート!
「幸せになってね」の母の言葉に、思わず新婦も涙したベールダウン
ウエルカムスペースは、パリで撮ったウエディングフォトで作成のタペストリーを飾っておしゃれに
愛犬をモチーフに新婦母が手作りしてくれたリングピロー
パーティスタートは、ふたりがゲストをお出迎えしたいとガーデンでウエルカムドリンクを手渡し。料理の前菜をピンチョスビュッフェに変更して、飲物と一緒に楽しんでもらった
メイン料理の塩窯開きはゲストをサプライズで指名
新郎新婦自らマイクを持って質問を投げかけ、和やかな空気が流れた友人インタビュー
ゲストがクリームを塗って作り上げたオリジナルのペイントケーキ
新郎新婦共に中座エスコートは姉を指名。BGMはきょうだいの思い出の曲で
パーティ後半は新郎新婦が家族のテーブルに座り、交流の時間を設けた
お色直し入場前に流した映像のラストと同じ衣裳&同じポーズで再入場し、会場を沸かせた
似顔絵入りのメッセージボードを贈った感謝のセレモニー
札幌市在住
T・Mさん(27歳)
Mさん(27歳)
挙式日:2023年10月29日
会場:宮の森フランセス教会
高校の同級生で卒業後、初めて言葉を交わし、東京と札幌の遠距離恋愛へ。相思相愛でお似合いのふたり!
※ゼクシィ北海道版2024年5月号より転載
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