【結婚式レポートin北海道】ずっと父と母に見せたかった晴れ姿。ようやく叶いました
憧れの教会での厳粛な式を通して“本当の夫婦”に
婚姻届を出して1年半が過ぎ、夫婦としてのスタートを切りながらも「どこか、ふわふわした気持ちでいました」とふたり。状況への一喜一憂が続き、結婚式へ向ける気持ちが疲れてしまった時期も。しかし、そんな不安をかき消すように当日は雨の予報を覆して晴れやかな空が広がり、家族や友人のたくさんの笑顔に触れることができた。
「1、2、1、2と小さく声に出しながら、父と歩いたバージンロード。『いってらっしゃい』と言うように父が彼の方へと背中を押してくれて。そのときしっかりと『これからはふたりで人生を歩んでいくんだ』と、夫婦になった実感が湧きました」と新婦。
ゲストには明るく楽しんでほしいと考え、みんなが参加できるトスセレモニーや、ふたりの出身地の名物を用意したドレスの色当てプレゼントなど、和やかにほのぼのとした時間を過ごした。
「式の延期で報告までに間が空きましたが、人生で一番楽しく幸せで、私たち夫婦の大切な人生の一ページとなりました。何よりも父母が『式を挙げて良かった。すごくいい結婚式だったね』と今でも喜んでくれていて、成長した姿を見せることができて本当に良かったです」と振り返った。
父にそっと背中を押され、新郎の元へ送り出されたバージンロード
ウエルカムコーナーやプロフィールブックなど、手作りに力を入れた新婦。苦手なパソコンと向き合いながら、1年の延期期間を生かして準備に時間をかけた
父母と3人で挙式の入場を待つ間、思い出の写真と手書きのメッセージで作成したシークレットムービーを流し、感謝の気持ちを伝えた
自らの手で1000個以上を結んだリボンでのシャワーセレモニー。くじを交ぜて、当たったゲストにお見送りでプレゼントを渡した
フルーツ好きの新郎のためにデザインにもこだわった、果実たっぷりのケーキ
中座は新郎新婦共に母と手をつないで
高砂席は新婦念願のブランコシートに。パンパスグラスなどボリュームのあるドライフラワーを飾って華やかに
新郎も親への感謝の気持ちを手紙で伝えた
たくさんの友人から、思いの詰まったメッセージが寄せられたビデオ。父と母から、愛情いっぱいのサプライズメッセージもあり、思わず涙が込み上げた
旭川市在住
小林祐也さん(30歳)
千明さん(29歳)
挙式日:2021年5月初旬
会場:宮の森フランセス教会
約1年延期し迎えた結婚式。当日の感染対策はもちろん、マスクやジェルなどのセットも全員分用意した。
※ゼクシィ北海道版2021年10月号より転載
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