【結婚式レポートin東京都】そこに大切な人がいてこそ、極上の美しい光景でした
大胆でエレガント、コチョウランのおもてなし空間
新婦の急な残業で、デートの待ち合わせに3時間遅れることもあった。元気が出ないときに、何でもない日に、季節の花束やスイーツをサプライズプレゼントしてくれた。「彼に支えられて今があるんです」と愛さん。結婚式は昨年の誕生日に挙げる予定を、春に延期。「新しい記念日にしたいですね」と笑った。
チャペルには凛と美しい白バラを生け、披露宴会場はコチョウランやダリアを枝物と組み合わせ、まるでアートのような世界観。どれも花が好きな新郎も積極的にプランニングしたそう。「こんなにもきれいな所で挙げられるなんて幸せと思ったけれど、当日の美しさは別格でした」と大輔さんは振り返る。チャペルの扉が開いて新婦とバージンロードを歩きながら、また高砂席に着き披露宴会場を見渡しながら、しみじみうっとり。そこに大切な人がいてこその美しい光景であることに、胸を打った。そして同時に「マスク越しからも笑顔が分かる」という新婦職場からのメッセージ映像、家族や友人と語らう愛さんを見て再確認したことも。「いつも彼女は自分より誰かのために。僕に対してもそうだけど、みんなにもそうでした」。今日の門出は、大切な人への思いを深める記念日になった。
白いチャペルに、祭壇のカサブランカとバージンロードのバラが美しく映えた
葉山の前撮りや、大阪の新生活をプロフィールブックで披露
新婦の勤め先の病院スタッフはチームワーク抜群。サプライズでメッセージ映像が届き新婦は涙をためてビックリ
中学までピアノを習っていた新郎。父母への感謝を込めて、メッセージ映像と共にオリジナルアレンジの楽曲を演奏した。会場は一瞬にしてコンサートホールのようになり、親たちは涙を浮かべてこの後一緒に中座を
あめ細工で花をデザイン
ブーケもコチョウランを束ねて
“第二の母”である祖母と。新婦が夢見た看護師になれるよう後押ししてくれた。2人の前では胸いっぱいの妹が先導を
美食のおもてなし
ふたりが好きなロイヤルブルーと白の空間。テーブルクロスは数多くのラインナップの中から厳選
紺碧(こんぺき)のドレスをまとって各卓ラウンドへ。二次会をしない代わりにラフに楽しめるくじ引きを行うと、1等賞の高級焼き肉店金券を新郎母が引き当て大盛り上がり!
大阪府大阪市
沖津大輔さん(29歳)
愛さん(27歳)
挙式日:2021年4月24日
会場:ザ・リッツ・カールトン東京
ゲスト数:50名
婚約指輪はふたりが愛するブランドのN.Y.本店で購入しブルックリン橋でプロポーズ。新生活は愛猫と共に。
※ゼクシィ首都圏版2021年10月号より転載
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