【結婚式レポートin山口県】延期をした今日が1年後のスタートラインです
1年後に延期した結婚式のための大切なセレモニー
2020年11月22日。本来ならこの日は40人のゲストを招いて結婚式を行う予定だった。悩んだ末、ふたりは1年後の11月に延期することを決めた。しかし、一度結婚式をしようとした11月22日もふたりにとっては大切な記念日。だからこの日を来年の結婚式に向けたスタートの一日にしようと決めた。
まず秋吉台や自宅近くでフォトツアー。「『食卓を囲む』ということは時間と会話を共有する大切なひとときだから」と、その何げない日常を大切にすることを夫婦の目標に掲げ、撮影をした。
そして自宅である社宅へ。新婦純香さんの家族を招き、千葉に住む知央さんの父母はリモートで参列。自宅でのセレモニーがスタートした。それぞれの家族からお祝いの言葉をもらい、ふたりは感謝の言葉を伝える。そして1年後の結婚式で披露するための手紙を書き、パーティで振る舞うための漬物を漬けた。そして「これからの1年間を記録して」と互いの父母にインスタントカメラを手渡した。この一連のセレモニーは動画に記録され、2021年11月に向けてゲストに配信。ふたりは夫婦としての気持ちを一層強くし、1年後の結婚式への思いを強めた一日になった。
1年後の結婚式に向け、互いに宛てた手紙をしたためた
ふたりの結婚生活のスローガン「食卓を囲む」を掲げ、社宅近くで記念撮影。純香さんの家族も一緒に
一緒に成長していきたい、とオリーブの苗木を植樹するセレモニー
「彼が結婚のあいさつに家に来た日、無口な父が泣いたとき、大切に育てられたんだと思えました」と父母へ感謝の手紙を読む純香さん。涙が止まらなかった
自宅のカレンダーの11月22日は「挙式」と記してあった
自宅でのセレモニー。知央さんの父母はリモートで参列
山口県周南市の公園で撮影。この展望台から工場が続く町並みや知央さんの職場が見渡せる
晩秋の秋吉台もロケーションに最適。全員で歩いて移動
白いニットがこの日のドレスコード。全員で記念撮影
父母からの温かい言葉を受けて、胸がいっぱいになるふたり
秋吉台での撮影風景を、遠くの展望台から純香さんの父母が見守っていた
きゅうり、なす、かぶなどを1年後の結婚式でゲストに振る舞うための漬物を仕込むふたり
山口県周南市在住
在田知央さん(29歳)
純香さん(27歳)
挙式日:2020年11月22日
会場:周南市自宅
プロデュース:Knot total wedding produce(山口県)
知央さんは千葉県出身、純香さんは山口県出身。知央さんが仕事で山口に転勤になり知り合い、交際。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2021年6月号より転載
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