【結婚式レポートin北海道】当たり前だと思っていた幸せの大きさに気付きました
この日を迎えて込み上げた喜びとありがとうの思い
会場の決定から準備を進めること2年。当初は春のウエディングを予定していたが、延期したことで冬のウエディングへと季節も変わった。
「変更になりましたが、もともと冬は私たちの大好きな季節。キャンドルなどの温かな装飾や、クリスマス小物も取り入れることにしました」
大階段や大理石のタイルなど、会場の高貴なしつらえは新婦が憧れていたロイヤルウエディングのイメージにピッタリ。幻想的な光のチャペルでは新婦の弟が入場をエスコートし、母のベールダウン、父とのバージンロードと、家族全員に背中を押されながら、新郎の元へ歩みを進めた。
長い時間を重ねてきたふたりにとって結婚式は「新たなスタートであり節目」という思いが強く、初めは「自分たちのやりたい結婚式をしよう」という考えだったそう。しかし、準備の間に状況も心境も変化。涙する日もあったが、得たことも大きかった。
「結婚式は当たり前に挙げられるものではなく、家族やゲスト、プランナーさんなど全ての人に支えられて実現できるということに、改めて気付かせてもらいました」と新婦。さまざまな思いを胸にみんなでつくった幸せな一日。その全部をずっと忘れない。
弟がそばで見守る中、母とのベールダウン。家族の思いを受け取った父と腕を組んで、バージンロードを歩いた
幻想的なチャペルに雪のように輝くロングベールが映えた
キャンドルの光の装飾に合わせて、高砂席には手作りのイニシャルマーキーライトを飾った
挙式では、新婦のめいが電動カーに乗ってリングを届けるサプライズも
親への手紙の際に流した思い出の映像に、新郎が思わず涙。「出会ってから初めて見た涙で、彼もいろいろな思いで幸せを感じてくれたのかなと思うと結婚式って素晴らしいと感じました」と新婦
オープニングビデオなどの映像は、会場の大型スクリーンでゲストに届けた
新婦中座は親友二人と。ずっと励まし支えてくれた存在で、名前が呼ばれた瞬間は全員、涙が止まらなかった
挙式後はメモリアルプレートに幸せへの願いを込めて
プリンセスをモチーフにしたケーキで、バイトセレモニーも楽しんだ
新郎からプロポーズ代わりに手紙と花束のサプライズを受け、思わずハグ!

札幌市在住
成田晋平さん(38歳)
智香さん(27歳)
挙式日:2020年11月29日
会場:ホテルモントレエーデルホフ札幌
2009年に出会ってから交際を続け、元号が変わるのをきっかけに結婚を決意。2019年10月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ北海道版2021年6月号より転載
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