【結婚式レポートin茨城県】会いたいと言ってくれて、来てくれて本当にありがとう
主役はみんな!できるだけ多く、感謝を伝える日
2020年は友人と会う機会が大幅に減り、8カ月になる娘のお披露目もなかなかできなかったと話す玲奈さん。大切な人たちが一堂に会する結婚式では「ゲスト全員と話そうね」と、事前に祐樹さんと決めていた。挙式後、両手いっぱいのバルーンを持ったふたりは離れ離れに。限られた時間の中でゲスト一人一人にお礼が言いたくて、あえての別行動だった。その後、ガーデンでのプレパーティでもお互い、別々の友人の輪の中へ。「おめでとう」より大きな「ありがとう」を返したかった。「そのくらい、来てもらえて嬉しかったんです」
披露宴では、愛娘のエンジェルバイトが大成功。「あなたが生まれて初めて食べたいちごは、パパとママの結婚式のときのものだったんだよ」と、大きくなったら伝えたい。玲奈さんは笑顔でそう話す。もう一つ、大切に取っておきたいのは、祐樹さんが書いたわが子への手紙。素直な喜びに満ち、愛にあふれた文面に、玲奈さんだけでなくゲストもホロリ。「筆まめではない彼が頑張ってくれました」。元気なわが子を見せ、ゲストと盛り上がった時間。この日のガーデンのイルミネーションのように、きらめきが心に残る温かな結婚式となった。
ガーデンで会話や記念撮影を楽しむひととき
誓いのキスは3人で
受付のアクリル板のイラストは友人作。「可愛い」と評判に
新婦の好きな白いガーベラをゲストから受け取り、ブーケを作る儀式を行った。ふたりに花を渡す一人一人を司会者が紹介。感謝の思いを込めた
ゲストとの思い出の一枚も飾ったフォトウォール
差し出したいちごをパクッと食べたわが子を見て、ふたりもとびきりの笑顔に
記念撮影でゲストが前列にも並べるよう、ふたりの卓はソファ席に
若々しくて優しい自慢の祖母とお色直し退場を
リングガールはまな娘。歩行器には新郎の母特製の装飾が。バージンロードの3人に祝福の言葉が掛かる
緊張する新婦に、母が小声で「頑張れ、頑張れ」とエールを
ウエルカムスペースには家族のグッズと美大に通う新婦のいとこが描いたふたりの絵を飾った
新郎からのサプライズプレゼント、100本のバラの花に驚き、「準備していたことに全然気付かなかった。すごく嬉しいです」と新婦
茨城県つくば市在住
畑木祐樹さん(28歳)
玲奈さん(28歳)
挙式日:2020年11月22日
会場:ウエディングヒルズ アジュール(茨城県)
入社前研修で席が隣だったのは運命? 3年目に同じ支店勤務となり、少しずつ距離が縮まっていった。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2021年5月号より転載
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