【結婚式レポートin北海道】悩んだこと、大変だったこと、すべて報われた気がしました
新しい家族をゲストに報告した感動いっぱいの日
長女の出産と時を同じくして世の中の状況はどんどん変わっていき「しばらく式を挙げるのは難しい」と思っていたふたり。そんな中、会場と縁があり、悩みながらも「ゲストの皆さんが『来て良かった』と思える、そして自分たちも『やって良かった』と思える式をしよう」と決意。「安心して出席してもらうためには?」。そのことを一番に考えて対策し、新たに加わった小さな家族をゲストにお披露目することとなった。
季節はクリスマス間近。赤と緑のカラーで会場を飾り、新郎新婦が出会ったきっかけでもある音楽を演出に生かした。海外暮らしで出席できなかった新郎の姉夫妻、コロナの影響で来られなかった新郎の会社の人たち。新婦は「彼に喜んでもらえたら」と、内緒でメッセージ動画を依頼しサプライズで上映。また余興では高校と大学の友人たちに協力してもらい、一生に一度のメンバーで吹奏楽を演奏し会場を大いに盛り上げた。
父母への手紙を読み終えた新婦が、ゲストを振り返ると「皆さんの笑顔や涙している姿が見えて。今まで悩んだり大変だったことのすべてが、報われた気がしました」。
始まりからずっと笑顔だった新婦の瞳に、涙が溢れた。
長女を抱いた新郎が入場した後、聖歌隊の歌に導かれ、新婦と父がバージンロードに
どんなドレスを着るか、新郎に内緒にしていた新婦。ファーストミートでは、初めて見るドレス姿に感動する新郎の笑顔が印象的だった
パーティ会場へ続くエントランス。思い出の写真をたくさん飾り、手作りのリースやブーケを置いたフォトブースも用意
挙式後はゲストとセレモニーや記念撮影を楽しんだ
ケーキは音楽とクリスマスをモチーフに。結婚したばかりの友人夫妻へサプライズも行った
全席に手紙とハンドジェル、除菌用ウエットシート、マスクケースをセッティング
大きな靴下に入れたプチギフトを手渡してお見送りをした
会場装飾はクリスマスカラーで統一
仲間との吹奏楽演奏のほか、スタート時には友人のドラムパフォーマンスも
お色直しでは新婦とお揃いのレインボーカラーの衣裳にチェンジ
電報やお祝いも多数届き「来られなかった方も近くでお祝いしてくれているように感じて嬉しかったです」
苫小牧市在住
伊林荘吾さん(25歳)
悠水さん(26歳)
挙式日:2020年12月12日
会場:Art Bell Ange 札幌(アールベルアンジェ)
挙式、パーティとも9カ月の仁実ちゃんと入場。パパママ婚ならではの幸せな光景に、ゲストもほっこり。
※ゼクシィ北海道版2021年5月号より転載
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