【結婚式レポートin北海道】顔を見て話す喜びや大切さ、幸せを強く実感しました
ゲストが安心して参加できるようにオンライン配信も
ふたりとも大学時代を東京で過ごし、ゲストの半数が道外から結婚式に参加。この日を迎えるまでの間、状況が変わっていく報道を目にするたびに「不安に押しつぶされそうだった」と振り返る。
「私たちにとってこれからもお付き合いを続けていきたい、本当に大切な人だけを呼びました。『こんなときに』という声を心配もしましたが皆さん、心から祝福してくれて。スピーチでは逆に私たちを気遣う温かなコメントを下さったり、式後に『結婚したくなったよ』、『式を挙げたくなった』など嬉しい言葉をもらい、心の底から『やって良かった』と思いました」
小さな子どもがいたり、体調に不安があったりして「出席したいけれど迷惑を掛けてしまうかも……」と出席に迷うゲストも見受けられた。自分たちのために悩ませるのは申し訳ないと、ふたりは“オンラインでの参加”の選択肢を用意。当日はリアルタイムで式の様子を配信した。
「オンラインで楽しんでくれた方もたくさんいて、離れていても時間を共にすることができました。大切な人たちが私たちのために集まってくれた、そのことだけで感動です。皆さんへの感謝の気持ちがより強くなりました」
神前式で声を合わせて誓詞を読み上げ、新たな家庭を築くことへの思いを新たにした
荒天の予報が一転、門出を祝福する青空が広がった
会場はシンプルかつ洗練された雰囲気に。テーブルにアクリルボード、引出物にはマスクケースも添えた
お酒好きなふたりによる地酒の鏡開き。一杯ずつグラスに移し、ゲストに味わってもらった
母とのサプライズ中座後、プロフィールビデオを上映。現在の新婦そっくりの昔の母の写真に歓声が!
新郎が「今まで見た中でも一番きれいで本当に感動しました」と話すファーストルック。新婦が運命の一着と選んだミカドシルクのドレス姿に、ゲストも魅了された
料理は会場選びで重視したポイント。試食で感激したマッシュルームのポタージュもコースに組み込んだ
学生時代の友人から新婦へ、メッセージビデオのサプライズ。新郎も協力し大成功
お気に入りの前撮り写真を飾ったウエルカムコーナー
アドリブを交え、この日の思いを語った新郎父のあいさつ。飾らない言葉でみんなを笑顔に
札幌市在住
五十嵐千尋さん(32歳)
奈菜さん(33歳)
挙式日:2020年11月8日
挙式会場:北海道神宮
披露宴会場:the Terrace(ザ テラス)
同じ大学の出身で、先輩に誘われたサッカー観戦が初対面。交際3週間で、新郎は新婦母にあいさつへ。
※ゼクシィ北海道版2021年3月号より転載
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