
【結婚式レポートin愛知県】シンプルなパーティを。それが私たちらしいスタイルでした

普段と変わらぬふたりの笑顔にゲストも和んで
米国に在住経験のある帰国子女の雄紀さんと、高校と大学時代にフランスに留学していた実理さん。形にとらわれず、シンプルにふたりらしいスタイルをと、お気に入りのレストランを会場に選んだ。テラスでの人前式。バージンロードで実理さんの手を取ったのは実理さんの母。「幼い頃からの夢だった女性パイロットになるために、会社を辞めて学校に通いたいと言ったわがままな私を、母はいつも応援してくれました」。夢は叶えられなかったが、母との絆、母への感謝の気持ちはいっそう強く大きくなったと実理さん。
「披露宴では、みんなをあっと言わせるようなことがやりたかった」と、1年間伸ばし続けた人生最長の髪を、20分間でバッサリカットして再入場した実理さん。その瞬間、沸き起こったどよめきに、実理さんはクスッとほほ笑んだ。ドレスは2着とも白で、アクセサリーはピアスとブレスのみの自然体の実理さんと、そんな実理さんを温かく見守る雄紀さん。普段通りのふたりの姿に、友人たちもリラックスして楽しんでいた。「これからなかなか会えなくなる友人の笑顔は、最高の思い出になりました」。そう語り、異国の地へと旅立った。
母と臨んだ人前式。母手作りのピアスが揺れていた
愛知県出身の雄紀さん。多くの親族が祝福に駆け付けた
「持ち帰って使ってもらえたら」と、貝殻を使って実理さんが作ったコースター用席札
リングピローもウエルカムボードも実理さんの母の手作り
いつもお願いしている美容師に東京から来てもらい、中座中にカット。「ドレスチェンジも含めて20分しかなくて大忙し! 新郎にも着替えを手伝ってもらいました」と実理さん
カット前の髪の長さを強調するために、祝宴前半はあえてダウンスタイルに。ブーケは12本の白いバラを選んだ
再入場で、え!?っと驚きの表情のゲスト。「さっきはエクステだったの?」と言う友人も
お色直しのドレスは白のツーピースをオーダー。前はボートネックでカジュアルに。背中は大きく開けて大人っぽく。実理さんらしさが伝わる一着
ケーキはテーマカラーの白、緑、ゴールドを基調に、あくまでもシンプルに
プチギフトは料理教室を主宰する雄紀さんの母が作ったブラウニー

ロシア在住
小早川雄紀さん(30歳)
実理さん(27歳)
挙式日:2019年9月21日
会場:THE GATEHOUSE
ゲスト数:78名
大学時代インカレサークルで出会い6年間の交際を経て2018年に婚姻届を提出。2020年12月よりロシアへ。
※ゼクシィ東海版2021年2月号より転載
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