
【結婚式レポートin東京都】“素の自分”に帰れる女性に出会いました

劇場にいるようなワクワク高まるザ・エンタメ婚
常々、ふたりの中には周囲への感謝がある。「今の自分はその時々の環境がつくってくれたものだから」。家族の中の自分、職場での自分、友人との自分。いろんな今の自分がいる中でふたりは出会った。そして新郎は新婦といると一瞬で素に戻ってしまうという。「幼い頃のように無邪気な気分でいっぱいに」。そんな胸の内を結婚式で真剣に語った。
プロゲーマーとしてeスポーツの世界大会出場を果たした新郎、劇団で芸能活動をしていた新婦は、遊び心あるエンタメも取り入れた。ゲストは、ファンタジックなフォトブースで撮影を楽しんでから会場へ。そこでは予想外のドラマが展開──。日頃の感謝からゲストへの贈り物を用意したというけれど、なんと怪盗Zが現れ(劇団の先輩)、盗んで行ってしまった。プレゼント奪還のためテーブル対抗謎解きゲーム開始! 謎解きゲームのプロによるオリジナル問題にゲストは歓喜し、頭を悩ませ正解を見つけてはハイタッチ。無事に謎が解かれてプレゼントを一人一人に渡すと「最高に面白かった!」と高揚したゲストが親指を立てて笑ってくれた。今のふたりを形成してきた大きな要素“ワクワク体験”で、ありがとうの思いを届けることができた。
新婦は中学2年生から女優を目指し、実家の静岡から目白の養成所に通った。偶然にも会場はそのすぐ近く。「目白は人生の起点にな っているようです」
花びらの舞うドレスで再入場すると、母も友人も「可愛い♪ 可愛い♪」と言ってスマホで撮影。ヘアスタイルはブラウンとピンクに染めて
新郎の幼なじみやそのお母さんたちも心から祝福
ゲストの左右にアクリル板。さらにふたりは装花に円柱のアクリル板をかぶせ、安心して会話できるように。披露宴も長時間にならないよう主賓祝辞などカットした進行にした
フォトブースのジャイアントフラワーやイニシャルボードは手作り。新郎母も手伝ってくれたそう
両家母は「親を忘れて本気になっちゃった」と謎解きに夢中。優勝チームのプレゼントも新郎母お手製
両家母の誕生日は同じで、合同お祝い会の写真も紹介
ステンドグラスの美しい歴史ある教会で
新婦が大ファンのお店にオーダーしたケーキは「やっぱり絶品!」
マスクを直前に外して集合写真も撮ることができた

東京都台東区
岩瀬佳明さん(33歳)
奈央さん(33歳)
挙式日:2020年9月26日
会場:目白の森 メイヤー・ライニンガーチャペル
新婦がWEBドラマ制作のために訪れたサバゲーフィールドに新郎が勤めていたことが、出会いの始まり。
※ゼクシィ首都圏版2021年1月号より転載
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