【結婚式レポートin北海道】北海道での挙式の感動をリアルタイムで伝えました
思い悩んだ末、背中を押したのは新郎の心強い言葉
ふたりが出会ったとき、仕事で札幌に住んでいた新婦。宮城との遠距離恋愛当時、新婦に会うために新郎はよく北海道へ足を運んでいたそう。
「羊ヶ丘展望台は、友人が札幌に来たら毎回連れて行くほど大好きな場所で。以前、挙式中の新郎新婦に遭遇したこともあり『ここで挙げられたら嬉しいな』と考えていました」と新婦は振り返る。
お気に入りの場所にある教会で、ラベンダーの咲く季節に行いたい。心を躍らせ準備を進めていたさなか世の中の状況が刻々と変化し、思い悩み涙する日も多かったそう。そんな新婦の姿を見て新郎が掛けたのは「ふたりで挙式をしよう」という言葉だった。
「その選択肢は全く考えていなかったことでしたが、結婚式への気持ちを諦めたくなくて」。新婦も心を決めた。
当日は新郎の父母と弟、新婦の父が参列し、新婦は母が選んでくれたドレスを着て教会へ。挙式後は離れて住む新婦の妹家族に、テレビ電話で喜びを報告。また新郎も「母は初めての北海道。僕たちの大事な場所を知ってもらえて良かった」と笑顔を見せた。
披露宴は改めてふたりの出会いの地・宮城で。お披露目の日に直接、挙式の報告ができるのを心待ちにしている。
夏の短い時期に咲くラベンダー。花の季節に合わせて、ブーケとブートニアはラベンダーカラーで統一
羊ヶ丘展望台を訪れた方から「おふたりの幸せを祈って」と、四つ葉のクローバーをプレゼントされるサプライズも!
札幌へ来ることができなかった新婦の母。思いを込めて選んでくれた特別な一着に袖を通した
アップスタイルのヘアをイメージしていたが、新郎のたってのリクエストでナチュラルな三つ編みヘアに仕上げてもらった
身内だけで行った挙式セレモニー。この日初めて結婚指輪を交わした
新婦が愛する園内の羊たちもふたりを祝福
無事に挙式を終え、憧れの教会をバックに両家で記念撮影
当日は直前まで雨の予報で「やきもきしていました」と新婦。幸い晴天に恵まれ、北海道らしい雄大なロケーションが広がった
新婦の念願だった、満開のラベンダーの花に囲まれて。参列してくれた家族も、美しい風景や地元のグルメを満喫でき「みんなの大事な思い出の時間になりました」とふたり

東京都在住
阿部 真さん(33歳)
未来さん(35歳)
挙式日:2020年7月26日
会場:札幌ブランバーチ・チャペル
新郎は兵庫県、新婦は宮城県出身。転勤で新郎が仙台に在住時、帰省中の新婦と食事会で出会ったのが縁。
※ゼクシィ北海道版2020年12月号より転載
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