【結婚式レポートin神奈川県】ボーダーレスでありたい僕ら。愛するのは酒と音楽です♪
一人一人の歌声を録音して繋げてその場で一曲完成
小さな花束を買ってきたり、リップクリームをプレゼントしてくれたり。新郎は日常の中でささやかなサプライズをよくしてくれる。「喜んでもらえるのは嬉しいから、僕のためにやっているのかも」と照れ笑い。音楽とお酒もふたりの日常を彩る大事なもの。なぜ好きなのか? 「音楽もお酒も、世代や価値観を超えてボーダーレスの世界にしてくれるんですよね」と新婦。結婚式のメインテーマも「NO BORDER」と掲げた。
仙台に住んでいた頃の新郎父母は、レコードを求め下北沢に繰り出すほどの音楽マニア。地元の通いのジャズ喫茶はふたりも訪れたことがある。当日はその店をイメージして、ゲスト控室をジャズ喫茶風に。式は新婦父が大好きな曲で入場し、音楽の先生をしている新婦おばがオペラを熱唱。披露宴ではオリジナルのクラフトビールで祝杯を挙げた。中でも楽しみにしていたのが、全員での曲作り。友人がギターとミキサーを持ち込んで、みんなが自由に歓談中、一人一人の歌を録音して繋げ“ボーダーレスな一曲”に仕上げた。日頃は接点がない友人と親族のコラボに感激した新郎。「結婚式、もう1回やりたいぐらい!」と胸いっぱいに、新婦の手を引いて退場した。
家族で海外に暮らしていたとき。父は大好きな曲から、新婦のミドルネームを“エリー”と付けた。その曲を流して入場。母も父も目に涙をためていた
ゲストを席に案内したエスコート栓抜き。工房で作ったオリジナルビールは、みんな自分で栓を開けて愉快にラッパ飲み☆ 将来、クラフトビールの店を開きたいふたりも高砂席でゴクゴク
当日は春の大雪。目の前の海には不思議な景色が広がった
友人協力の下、世界に一つの曲が完成♪
飾らない陽気な新婦。披露宴でも笑顔の輪の中心に
ジャズ喫茶風の控室で、レコード盤にサインをしてもらい承認アイテムに
マレーシアに長く住んでいた新婦にとって、アジアの南国は第二の故郷。ふたりが好きなもの、レコードとトロピカルな花をボーダーレスにコラボしてお出迎え
CDケースを開けるとプロフィールなどが
ハーモニカ奏者の新郎祖母は、この日のためにお手製のワンピースで参列してくれた
今日は特別なサプライズ。準備を頑張ってくれた新婦に大きな花束のプレゼント

東京都杉並区
吉田 翔さん(29歳)
藍さん(28歳)
挙式日:2020年3月14日
会場:SCAPES THE SUITE
大学の友人から恋人に発展して結婚へ。新婦のピュアな性格、新郎の素直で誠実なところに惹かれ合った。
※ゼクシィ首都圏版2020年12月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 神奈川県













