【結婚式レポートin北海道】大好きな家族と馬たちと、一生の思い出ができました

「結婚式を挙げるかどうかとても悩んだのですが、人生の大きな節目となるイベントであり、自分たちの決断を家族のみんなに伝えたいと思い、行うことを決めました」
現在ふたりは新郎の地元・栃木県で暮らし、新郎の親族も全員栃木県に住んでいるが新郎新婦共に「馬が大好き」なこと。また、以前から新郎の父やおいが「北海道に行きたい」と話していたことから新婦の出身地である北海道でのウエディングを選んだ。
ガーデンチャペルでの挙式開始前、ふたりを待つゲストをウエルカムポニーがお出迎えし、和やかな空気に。白馬にまたがり入場した新郎に続いて、新婦と父が馬車に乗って姿を現すと、ゲストから歓声と温かな拍手が起こった。
「家族と馬に見守られての挙式は、私たちが結婚式で一番叶えたかったこと。ゲストにも北海道らしさと私たちらしさを感じていただき、喜んでもらえて良かったです」
感謝の思いを込めて、ウエルカムコーナーやプロフィールビデオはふたりが手作り。乾杯の発声も、みんなで楽しめるようサプライズにした。料理とお酒、会話を楽しんだ少人数のパーティがお互いの絆を深め、北海道は両家の特別な場所となった。

新郎母が時間をかけてビーズで作ってくれた馬車のリングピロー

挙式会場へ移動するつかの間、馬車の中で父との会話を楽しんだ新婦。一緒に歩いたバージンロードでは、父の目に涙が

ウエルカムコーナーには出会ってからのたくさんの写真と、毎年クリスマスにふたりが作るスノードームもいくつか飾った

各席に名前の一字を記した特製マグカップを置き、乾杯前にゲストが自分の箱をオープン。ゴールドのカップが当たった人に、乾杯の発声をお願いするサプライズは、リングボーイも務めた４歳の新郎おいがゲット。一気に場が盛り上がった

「育ててくれた父と母、見守り支えてくれたきょうだいへ感謝の気持ちを伝えることができ、感慨深い時間となりました」とふたり

ウエディングケーキはパティシエにリクエストし、大好きな馬にちなんだ馬てい形のデザインに

食材だけでなくワインなどお酒も北海道産を揃え、ふたりがゲストの席でおもてなし

なれそめから結婚までを、自作のビデオでお披露目した

Profile

栃木県在住
中山和幸さん（35歳）
暁理さん（26歳）

挙式日：2019年9月8日
会場：ノーザンホースパーク
ゲスト数：8名

新婦は北海道出身で、親族も道内在住。挙式翌日はふたりが新郎親族を案内し、観光も楽しんでもらった。

※ゼクシィ北海道版2020年8月号より転載

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