【結婚式レポートin東京都】みんなの記憶に残る ボーダーレスウエディング♪
まるで映画のシーンのようなプールセレモニー
高校時代に、沖縄出身のダンスアーティストに夢中になった新婦。「音楽を体で表現していて、耳が聞こえない私にもワクワクの衝撃が走った」とダンスの世界へ。一方新郎もブレイクダンスを得意とし、ふたりは子どもたちにダンス指導をする活動を通して知り合った。ダンスは、性別も年齢も聞こえない人も聞こえる人も同時に楽しむことができ、ますますその魅力にはまったそう。ふたりの結婚式も、ボーダーレスな一日を目指した。
挙式の幕開けは、フラッグと大きなリングバルーンを持ったキッズが登場。「お互いをリスペクトし、笑顔溢れるおじいちゃんおばあちゃんを目指します」と手話で誓うと、同時通訳がアナウンス。まるで映画のワンシーンのような夕暮れ時のプールサイドには、祝福の手を打ち鳴らす人、両手を上げて拍手の手話で祝う人。パーティは歓談時間もたっぷりに、写真もたくさん撮れるようプログラム。次の進行に移るときは、照明をチカチカさせて聞こえない人も進行にすぐ気付いて楽しめるように。日が暮れる頃にはプールで花火のセレモニーも。ゲストからは「記憶に残る一日になった」「おしゃれ♪」「ふたりとたくさん話せて幸せ」と喜びの声が続々と届いた。
新居にも飾れるよう、ウエルカムスペースの地球儀やブックモチーフはモノトーンに。グアム挙式の写真を飾り、ウエルカムボードの背景にはキャンドルが揺れる演出も。
ふたりの手話を同時通訳がアナウンス
スタッフは進行を文字で知らせる案内も
ビジューきらめくドレスに着替え、ライトアップされたプールで記念撮影
「僕たち変身してきます」と言って会場を沸かせた新郎。腕を上げ手をヒラヒラ動かす手話の拍手に見送られて中座
食材や食べ方を案内した料理のミニ解説は、聞こえないゲストに大好評
ふたりが指導するダンスキッズたちが踊りだすと、会場は一つに。ブレイクダンスを披露した男の子は乾杯の音頭も取って「おふたりは僕の尊敬するダンサーです」とあいさつも
人前式でもダンスキッズが愛らしく活躍
旅好きなふたりらしく、エアメール風のエスコートカードにネーム入りバゲージタグを付けて
プールサイドはフルに使って、撮影したり全員で花火をしたり。この後デザートビュッフェも
夜になると高砂席のパンパスグラスにピンクのネオンを灯した

神奈川県横浜市
佐藤大介さん(33歳)
恵美さん(37歳)
挙式日:2019年7月6日
会場:ヒルサイドクラブ迎賓館
招待客:47名
海外旅行が好きなふたりはグアムで式を挙げて、パラオハネムーンへ。ダンスの活動で海外に行くことも。
※ゼクシィ首都圏版2020年1月号より転載
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