【結婚式レポートin静岡県】みいちゃん、きれいだねえ。私も、まだ頑張らんとねえ
心を込めて準備し、大好きな人たちの笑顔が集まった日
「ひいおばあちゃんに花嫁姿を見せることができた!」。チャペルに現れた曽祖母を見て、晴れやかな笑顔になった新婦の南美さん。長らく実家で一緒に暮らし、今は自宅と施設を行ったり来たりしている97歳の曽祖母には、たくさん可愛がってもらった思い出が。体調次第で来られないかもしれないと心配していたため、喜びもひとしお。曽祖母も、愛するひ孫を見て「きれいだねえ、よかったねえ」と嬉し泣き。記念すべき日の、素敵な幕開けとなった。
曽祖母だけでなく、周囲への思いを改めて意識した結婚式。人生の中で、家族や友達のために何かを作ったり書いたりすることは、なかなかない。喜んでもらえるかな?と皆の顔をしょっちゅう思い浮かべて準備してきた。「結婚式って相手のことを考える良い機会なんだと気付きました」と話す新郎・優也さんと南美さん。当日は友達のお祝いの言葉に溢れる涙が止まらなかったり、お色直し中座のエスコートに指名した弟に成長を感じたり、ふたりの心にも思い出が積み重なっていく。「大好きな人たちの笑顔がこんなに集まる日ってもう他にない」と感動したふたり。楽しくて、嬉しくて、心の中が温かくなる最高の一日になった。
ゲストに少しずつ色の付いた砂を注いでもらったサンドセレモニー。「想像以上にきれいでした。みんなが思いを込めてくれたからかな」と新婦
透明な箱に入ったスタンプ付き席札や、星空を思わせる深い青のウエルカムボードは新婦の手作り
七夕にちなみ、ふたりもゲストも星形のカードや短冊に願い事を書いた
親へのギフトは生まれた時の体重と同じ重さのウエイト米を手作り
新婦母はふたりの晴れ姿を見て「いろんなこと思い出しちゃった。ふたりともすごく似合ってる」と涙目に
サプライズでお色直し中座のエスコートに指名した高校生の弟は「もうやめて~、こうゆうの」と照れつつ笑顔で姉の元へ
会場の雰囲気に合わせナチュラルな色合いのウエディングケーキに
新婦の晴れ姿に目を細める曽祖母
同じ小・中・高に通った親友のお祝いの言葉にあの頃の情景が思い浮かんで涙が溢れた新郎
ガーデンで焼きたての和牛を振る舞う時間に、ゲストの輪に溶け込んだふたり。友達が食べさせてくれたお肉の味は格別
群馬県在住
内藤優也さん(26歳)
南美さん(26歳)
挙式日:2019年7月6日
挙式・披露宴会場:AMANDAN RISE(アマンダンライズ)
ゲスト人数:100名
高3のクラスで出会い、卒業後、交際へ。就職後、2年近い群馬と浜松の遠距離恋愛を経て今日を迎えた。
※ゼクシィ静岡版2019年12月号より転載
- 結婚準備全体
- 結婚式実例
- 静岡県