【結婚式レポートin岐阜県】温かい気持ちを受け取って嬉し涙が溢れました
結婚で大切な人が増えた幸せを実感した一日に
この日の一番の盛り上がりは、新婦の妹が計画したサプライズ。新婦にはもちろん、ゲストにとっても忘れられないシーンとなった。披露宴の中盤、新婦の妹がふたりに贈る歌を披露。美しい歌声にみんなが聞き入っていると、突然、新郎がマイクを持って立ち上がり、妹と共に熱唱。それは妹と新郎からの心を込めたプレゼントだった。「びっくりしたと同時に、結婚して大好きな人が増えたんだなという思いが込み上げて……。涙が溢れました」と新婦の優里さん。新婦にとって妹は家族であると同時に親友でもある特別な存在。妹と新郎が一緒に自分のために協力してくれたことが嬉しかったのだとか。
一方、新郎の亮太さんも地元の祭り仲間からの映像や母からの思い出エピソードの披露、そして何より大勢のゲストが集まってくれたことに感動。目頭が熱くなる場面もたくさんあった。それは東京出身の新婦も同じ。家族はもちろん、学生時代の友人や同僚が遠方から駆け付けてくれたことに感謝の気持ちが込み上げた。ふたりにとって大好きな人々の笑顔に囲まれたひととき。そんな一日を振り返り「今まで関わってきた人たちに祝福され、人生で一番充実した時間になりました」。
グリーンが美しいチャペルで挙式。新婦はひと目ぼれしたドレスを着た
テーマカラーのブルーグリーンをフォトフレームや装花のリボンなどにアレンジ
母の「おめでとう」の言葉に涙が込み上げたベールダウンの場面
フラワーシャワーでは緊張も解け、笑顔のふたり。このとき初めてゲストの顔をしっかり見ることができ、幸せを実感
新婦が中座のエスコートをお願いしたのは中学、高校の同級生で、現在ロンドン在住の友人。驚きながらも喜んでくれた
3月3日の結婚式なのでプチギフトはひなあられ。和装姿の写真をメッセージカードにした
ゲストと過ごす時間を大事にしたくて余興は妹の歌だけ。その分歓談を楽しんだ。新婦はお色直しも白ドレスで
新郎は中座の際、母と共に。母は子どもの頃の様子などを話してくれた。可愛がってくれた祖母が新郎を抱き締め、感動的な退場シーンに
ふたりが力を入れた料理。メインディッシュには岐阜県産の野菜も
祭り仲間からのお祝いビデオを見る新郎新婦。新婦のネックレスは母から借りた「サムシングボロー」
岐阜県岐阜市在住
村井亮太さん(30歳)
優里さん(26歳)
挙式日:2019年3月3日
会場:アーフェリーク迎賓館 岐阜
招待客:84名
仕事の取引先相手として出会った。約1年間の東京と岐阜の遠距離恋愛を経て2018年6月にプロポーズ。
※ゼクシィ東海版2019年9月号より転載
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