【結婚式レポートin東京都】花嫁姿で彼と見たこの眺め。一生忘れられません
父への思いと、彼からの愛が実現空港での結婚式
幼い頃、飛行機好きの父に連れられて何度も空港を訪れた雪乃さん。持病があり入退院を繰り返す日々の中で大好きな父と見た大きな飛行機は彼女をとりこにした。以来、つらいことがあった日、デートの日、決まって訪れたのは空港の展望デッキ。「私、飛行機オタクなんですよ」。屈託なく話す彼女は、淳さんにプロポーズされたその足で空港へ向かい、そこでの式を申し込んだ。
結婚式には、紙飛行機シャワー、機内誌風の席次表など飛行機に関するモチーフが満載。旅立つ前のような高揚感に包まれた会場に「ワクワクする!」とゲスト。フォトブースにはCA風の制服もあり、ゲストも雪乃さんの父もパイロットになり切ってポーズ。皆の楽しむ姿が嬉しくて、空港の夜景を背にしたふたりの笑顔もキラキラ煌めいた。
こんな結婚式を実現できたのは、淳さんが雪乃さんの夢を叶えたいと支持してくれたから。体が弱いのがコンプレックスだった彼女に彼は「いつも笑顔で明るくて、本当に強い子だね」と言った。雪乃さんはそのひと言が泣くほど嬉しくて、彼との結婚を決意。この日、父にも負けず劣らず大好きな彼と、花嫁姿で見た展望デッキからの飛行機は、忘れられない眺めになった。
空港内のエレベーターで挙式へ向かうふたり。仕事の都合で式に参列できないけれど駆け付けてくれた人たちもいて、笑顔で応えた
母から「おめでとう」、新婦から「ありがとう」と伝え合ったベールダウン
淡い七色の希少なレインボーローズをあしらったブーケ。花言葉の「奇跡」に彼と出会えた奇跡を重ねて
ふたりが座るメイン席の背景は飛行機が飛び立つ滑走路の夜景。カーテンが開いた瞬間、「わー! キレイ」とため息交じりの歓声が。常時、ゲストが特等席での撮影を楽しんでいた
ペーパーアイテムはパスポートがモチーフ
飛行機形のプロップスを手にフォトサービス。同時にくじ引きを行って、当選したゲストにクリスマスプレゼントを贈呈
新婦父と新郎が折った紙飛行機を、フラワーシャワー代わりに
雪乃さんの祖父、そして飛行機大好きな父もパイロット姿で撮影を満喫。ここで挙式した理由の一つが父を喜ばせたいという思いだった新婦にとっても、幸せな瞬間
友人が手掛けたバルーンアートも飛行機がモチーフ

東京都大田区
佐藤 淳さん(26歳)
雪乃さん(24歳)
挙式日:2018年12月16日
会場:スカイ ウェディング 羽田
招待客:93名
好きなバンドが同じだったことが縁で交際へ発展。最初のデートはいきなりカラオケだったそう。
※ゼクシィ首都圏版2019年5月号より転載
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