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【和装の結婚式】向け人気曲まとめ♪入場、乾杯etc.シーン別紹介!

BGMイラスト

結婚式のムードづくりに欠かせないBGM。和装の結婚式となると、洋風なアイテムや会場とのバランスなど、雰囲気に合わせた曲選びにお悩みの人もいるよう。そこでフリーウエディングプランナー・岡村奈奈さんに、入場や退場などシーンに合わせたおすすめの曲や、和洋折衷のバランスのとり方についてレクチャーしていただきます♪

今回教えてくれるのは……フリーウエディングプランナー・岡村奈奈さん

岡村さん

音大卒。婚礼施設勤務を経て2005年にフリーに転向。執筆・監修、メディア出演多数。音楽と結婚式、2つの専門分野を生かし、結婚式のBGMへの見識も広い。

『RISING』吉田兄弟 ~入場~

会場をワクワクさせるかっこいい一曲

和装ウエディングに最適な一曲。始まりの惹き付け方はとくに強力で、入場に効果的です。21秒くらいでドアオープン、時間を気にせずに歩いてフェードアウトしたり、ウエルカムスピーチの後ろで薄くかけておいてもいいでしょう。ビビッドな色打ち掛けや笑顔いっぱいに入場したいカップルにおすすめです。

『○-エン-』上妻宏光 ~入場~

心地よい三味線の音で本格的な和を演出

厳かさと穏やかさを備えた珍しい雰囲気の曲。衣裳や会場の雰囲気を問わず、どんなタイプの入場にも合わせやすいです。会場を暗くしたスポットライト入場や和傘を使う演出もやり過ぎた感じにならないので、ぜひチャレンジを♪伝統と革新の融合を表現する、本格志向のカップルにおすすめします。

『花咲ク街』ゆず ~入場~

軽やかな和楽器のメロディーで入場シーンも爽やかに

和楽器の音色がヒラヒラと聴こえてくるノスタルジックなサウンドの中に、「ゆず」らしい爽やかさを感じます。春の訪れを歌っているところも入場向きです。22秒ごろの歌い出しに合わせて登場、緊張したふたりにも、笑顔いっぱいのふたりにも寄り添ってくれる曲です。お花が描かれた和装であれば、衣裳ともマッチします。

『はじまりは今』エレファントカシマシ ~乾杯~

ストレートな歌詞で新郎新婦の始まりをみんなで乾杯!

乾杯は出だしのわかりやすい曲がおすすめ。思いきりにぎやかなポップスが定番ですが、言葉を大切にした選曲もおしゃれです。この曲はタイトルの「はじまりは今」からスタートします。食事の始まりであり、新郎新婦の夫婦の物語の始まりでもある瞬間を、ゲストと目を合わせて乾杯するシーンに選んでみるのはいかがでしょうか。

『花になれ!』和楽器バンド ~乾杯~

和楽器のアップテンポなサウンドで会場が盛り上がる!

踊り出したくなるような盛り上がり曲。「行くよ」の掛け声がたまりません。巻き込み力のある曲調を生かして、このまま歓談BGMへと続けると、自然と会話やお食事が進んでいくことも期待できます。和楽器の音色が聴こえることで、和装の雰囲気の統一感が生まれ、明るくても浮いた感じにならないのが強みです。

『ハルカ』YOASOBI ~乾杯~

軽やかなメロディーで和の雰囲気にもマッチ

和風の要素がなくても、音楽は和装ウエディングを素敵にしてくれます。大事なのはそのシーンの人や動きに合っているか想像すること。乾杯シーンではふたりにちなんだ過去や未来の話が出ることが多いので、すぐに物語が始まるような歌詞ではないもの、イントロがはっきりしていて軽やかなものがおすすめです。

「いい日だったね。」DEPAPEPE ~中座~

どんな場面も優しくつなぐ爽やかな一曲

アコースティックギターのデュオ「DEPAPEPE」の音楽とウエディングの相性は抜群です。優しい風が吹き抜けるような爽やかさがあり、特に選曲の難しいシーンにおすすめ。例えば、前後半を区切りたくないとか、あまり特別な意味を持たせたくないという中座シーンにも最適です。

『桜の時』aiko ~中座~

春らしい明るい雰囲気でウエディングにもぴったり

中座は新婦だけ、新郎だけと動けるシーンなので、なれ初めや心情に合うものを選びやすいシーンでもあります。和とか洋という線引きやウエディングらしさというのを全く気にせずに選曲してもいいでしょう。歌詞から浮かぶ、まだ見ぬ桜とその先の季節を迎えるふたりの情景は、ウエディングシーンの共感率も高そうです。

『ハナウタ~遠い昔からの物語~』エレファントカシマシ ~中座~

しっとりとしたロックで新郎の中座におすすめ

結婚するすべてのカップルに贈りたいような素敵なラブソングです。トレンド感のある曲と並べると、リズムがずっしりとしているロックなので、ゆっくり歩くようなシーンに効果的です。新郎新婦揃っての中座はもちろん、新郎ひとり、新郎と家族や友人のエスコートに合わせてもかっこいいです。

『笑顔』いきものがかり ~お色直し入場~

注目を集めるインパクトのあるスタート

洋装から和装でも、和装から和装でも、登場シーンのインパクトを求めるなら、曲の始まりにはしっかりこだわりたいもの。短いイントロとストレートな歌詞から始まるこの曲は、かしこまったアナウンスらずで注目を集められます。披露宴中盤、ふたりが見ている景色にぴったりではないでしょうか。

『きらり』藤井 風 ~お色直し入場~

会場が活気づく!今っぽいおしゃれな登場に

お色直し入場には、披露宴全体で一番好きな曲をかけるのをおすすめしています。思い入れがある曲はもちろん、今のふたりが気持ちよく感じる曲もよいでしょう。曲調は登場するふたりの印象に直結するので、衣裳の色や歩く速度をイメージして選びましょう。入場からすぐテーブルラウンドするなら、アップテンポな人気曲が最適です。

『縁の詩』上妻宏光 ~お色直し入場~

厳かな雰囲気で洋から和のお色直しにぴったり!

特に洋装から和装へのお色直しの場合、厳かさも欲しいですが、開宴時ほど場の雰囲気を変え過ぎないようにしたいもの。やや長めにためて、26秒あたりでドアオープンすると素敵です。インストゥルメンタルの曲は選曲が難しい印象がありますが、歌と同様にドアの開く瞬間や歩くテンポをイメージするとわかりやすいと思います。

『夢の外へ』星野 源 ~演出~

ミディアムテンポのメロディーに演出も映える

例えば「ケーキ入刀」や「鏡開き」など動きに音を合わせるシーンは、はっきりとした出だしで始まる曲がおすすめ。和装にはやや緩やかなミディアムテンポのポップスがよく合います。披露宴中の演出では、「和」の色を意識し過ぎるよりも、素朴な日本語詞のものに選択肢を広げるとイメージをつかみやすいと思います。

『ありがとう』吉田兄弟 ~演出~

言葉を引き立てるしっとりとしたシーンに

「花嫁の手紙」や「記念品贈呈」のシーンでは、それまでのにぎやかさを落ち着かせるようテンポを意識した選曲がポイントです。ボリュームを抑えたシンプルな編成のものも相性がよく、特に手紙を読む言葉がよく聞こえるようにとインストゥルメンタルのものは場づくりの強い味方となってくれます。

『コイスルオトメ』いきものがかり ~演出~

手紙を読むのにぴったりの歌詞。サプライズ演出にも◎

家族に宛てた「花嫁の手紙」のほか、新婦から新郎、新婦から親友などへのお手紙やサプライズにふさわしい一曲。定番もサプライズも、本来は一つ一つ意味の違うプログラム。相手を思い、よく想像して曲を選ぶことで思いがより深く伝わるはずです。家族愛や友情に置き換えられるところもあり、歌詞が助けにもなるかもしれません。

『つながって』ケツメイシ ~退場~

幸せな一日の最後を暖かく締めくくる

退場曲はゲストが「こんな披露宴だったね」と持ち帰るイメージそのものになると考えて選ぶのがポイント。歌詞の「君」とは新郎新婦お互いであり、家族やゲストに置き換えることもできると思います。「笑顔になれる場所」は幸せなふたりの未来であると、そこにいる全員が感じられる素敵な結びのシーンになりそうです。

『ストロー』aiko ~退場~

シンプルなフレーズとメロディーで明るく爽やかに♪

この日集まってくれるのはふたりにとって特別な人たち。祝福や笑顔を頂いたお礼にどんな言葉をお返ししたいか、その場面を想像してみてください。繰り返される「君にいいことがあるように」のフレーズと、潔さを感じるアップテンポなポップロックが明るい披露宴の締めくくりに爽やかに響くのではないでしょうか。

『風立ちぬ』和楽器バンド ~退場~

ゲストへの感謝を伝えるエモーショナルな一曲

家族やこれまでお世話になった人たちへのお手紙のような歌。和楽器の音色で郷愁感もありますが、等身大の日常の印象も強く、洋装でも全く違和感がないくらいです。新郎新婦退場後にも、温かな余韻が残ります。退場シーンはあまり長くないため、2番の歌詞も聴いてほしい場合には、退場後のエンドロールに合わせても素敵です。

ほかにもある!おすすめの曲

・『There must be an Angel』東儀秀樹
・『幸せをフォーエバー』MISIA
・『花』中 孝介
・『風のとおり道』久石 譲
・『CHANGE』MONKEY MAJIK×吉田兄弟

和装の結婚式で合わせるBGMを選ぶコツ

BGMイラスト

和装の結婚式に合うBGMを考えるコツは、和洋折衷のバランスです。現代のウエディングで100%和風にすることは難しく、例えばゲストの服装や卓上装花には必ずといっていいほど洋風のテイストが入ります。その状況を活用して、シーンごとに何%くらい和の雰囲気にしたいのか「入場」や「退場」から考えていくとわかりやすいと思います。

さらに、叶えたい雰囲気や、効果的に演出したい場面をイメージするとポイントとなる曲が決まってきます。和楽器でなければ、和音階の曲でなければと難しく考えず、打ち掛けの色みや柄などから発想していくのも楽しいと思います。

また、インストゥルメンタル曲など、普段触れる機会のない曲との出会いのチャンスも楽しんでみてください。(岡村奈奈さん)

From 編集部

和装の結婚式だからといって和にこだわりすぎなくてOK!

和楽器を使用した楽曲やインストゥルメンタルの曲は、和の結婚式にマッチしやすく、伝統的な雰囲気も感じさせてくれます。普段なじみのない音楽だからこそ、ゲストも新鮮味を感じてくれるかもしれません。
和風を重視し過ぎると、曲選びも難しくなりがちですが、ポイントとなるシーンにだけ和を取り入れるなど、ふたりらしさも生かして曲選びを楽しんでみて。

構成・文/古閑真梨子 イラスト/Hanna 監修/岡村奈奈
※掲載されている情報は2023年4月時点のものです

「BGMを決めるときに知っておいてほしいこと」
●会場によって、音源の持ち込みができない場合や取り扱える音源に制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。
●曲を購入する前に、会場での使用が可能かを事前に確認しましょう。
●会場によって、音源の再生タイミングの指定など、オペレーションの制限がある場合があります。事前に会場に相談、確認をしましょう。

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