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40代・50代の「フォトウエディング」人気スポット、プラン、衣裳etc.

京都の街並みで和装姿でウエディングフォト

結婚式の代わりに婚礼衣裳を着て写真撮影をする「フォトウエディング」が40代・50代に大人気。その理由から人気の撮影スポット、衣裳、ヘアメイクまで、同年代の花嫁と写真スタジオのスペシャリストに聞いてみました。今旬のミドルエイジのフォトウエディングをチェック!

写真提供/フォトウェディング華

40代・50代にフォトウエディングが人気の理由は?

40代・50代がフォトウエディングにした理由ベスト3

結婚のシンプル化に伴って人気上昇中のフォトウエディング。とりわけ40代・50代の人に人気があるのは、上記のベスト3の理由のほか、
●「二度目・三度目の結婚だから」
●「もう何年も前に結婚した時、何もしなかったので、後悔のないように」
●「友人の多くが子育てで大変。式に招待するのも気が引ける」
●「すぐに妊娠して式を挙げそびれたので、家族写真を撮りたい」
などさまざま。

40代・50代になって「似合うドレスはある?」「なんか恥ずかしい」とためらう人もいますが、フォトウエディングをした人たちは口々に「式を挙げるよりリーズナブルで、一生の思い出になった」「非日常を味わえて楽しかった」「家族や友人も喜んでくれた」と満足しています。

フォトウエディングの感想は?

花嫁のイラスト

【写真を撮ること自体もよい思い出に】
再婚だったのでリーズナブルなフォトウエディングを希望。年齢も高くなって写真写りも心配でしたが、フォトウエディングをしたことが思い出になったし、改めて新鮮な気持ちにもなりました。(みなさん)

花嫁のイラスト

【きれいな私がまた見られて良い刺激に】
結婚式も何もしなくていいと思っていましたが、夫との思い出を形に残しておきたくて腰を上げました。結果、もう一度きれいな自分を見られてすごくよい刺激に。「いつまでもきれいでいたい」とつくづく思った素敵な体感でした。(パンダの妻さん)

花嫁のイラスト

【フォトウエディングは素敵な瞬間の切り抜き】
結婚したとき何もしなかったので、後悔しないように写真を撮りました。年齢問わず、結婚式かフォトウエディングをした方がいい!記念になるし、写真はキラキラ。幸せで素敵な瞬間の切り抜きが残せてよかったです。(hiroちゃんさん)

「どこでできる?」「費用は?」フォトウエディングの基礎知識

フォトウエディングができるのは写真スタジオや結婚式ができるホテル、式場、ゲストハウス、スタジオ併設のドレスショップなど。撮影の方法にも2種類あり、背景や照明などが完備されたスタジオや一軒家のハウススタジオで撮る「スタジオ撮影」と、ガーデン、海辺、公園などで撮る「ロケーション撮影」があります。

衣裳・ヘアメイク・着付け・写真のプリントやデータ、アルバムも含んだ総額は平均約20万円★。費用は依頼先や撮影場所、衣裳の数、アルバムの有無やページ数、撮影枚数などでも異なるため、数万円で済んだ人もいれば、50万円を超えた人も。

スタジオ撮影?ロケ撮影?
40代・50代に人気のフォトウエディングは?

京都の町中で番傘さしてほほえむ和装姿の花嫁
ウエディングドレスを着て京都の寺院の回廊でフォトウエディング

スタジオ撮影にした人とロケーション撮影にした人の割合は半々。両方行った人も4組に1組います。
スタジオ撮影は人目や雨天が気になる人、冬に行う人に、ロケーション撮影は景色や陽光の下で撮ること、桜・紅葉など季節感のある写真にこだわる人に人気。ロケ先としては緑が多い公園や庭園のある場所が一番多いのですが、あとは海辺、高原や湖、街中・ストリート、史跡や歴史的建物……と好みが分かれ、エリアによっても違いが。
「京都では貸し切りで撮影できて庭園もある寺院や洋館、チャペルなどが人目を気にしなくていいと40代・50代に好評です」(フォトウェディング華・大西さん)。知っている人に会う確率がゼロに近い旅行先で撮影する人も。

40代・50代のフォトウエディングではスタジオ撮影もチャペルやガーデンでのロケーション撮影もできるホテル・式場派が半数近くと多かったのも特徴的。その心は「華やかで落ち着きもあるから」「他のロケ先と違って、若いカップルと鉢合わせしないから」。

みんなどんなところで撮った?

花嫁のイラスト

【ハウススタジオで撮った写真に大満足】
自然光あふれるおしゃれなハウススタジオのホームページの写真が若い人たちばかりだったので、中年夫婦に似合うか心配でしたが、くつろいで撮影に臨め、希望していたレトロな雰囲気のきれいな写真も撮れて大満足でした。(はなもぐさん)

花嫁のイラスト

【高級ホテルの1日1組のプランを利用】
家族と一緒にロケーション撮影をしたかった私たち。お値段は多少高かったけれど、高級感のあるラグジュアリーホテルでの1日1組限定プランは人目を気にしないで撮影できてよかったです。(おはぎさん)

花嫁のイラスト

【式場で撮って結婚式をした気分も体験】
海岸でのロケ希望でしたが、義親が撮影を見に来るので、天気に左右されない場所の方がよいと思い、結婚式場のチャペルに変更。おかげで結婚式をした気分にもなり、義親も喜んでくれました。(もりもりさん)

写真1枚目:日本庭園など落ち着きのある場所は40代・50代のロケーション撮影にぴったり 2枚目:歴史ある寺院でウエディングドレスを着て 写真提供/フォトウェディング華

40代・50代に人気のフォトウエディングプランは?

「どうせ撮るなら和装も洋装もできるプラン」「ドレスを着て撮れるだけで満足なのでベーシックなプラン」。思いはそれぞれです。
衣裳の種類から見ると洋装のみのプランが半数以上と一番多く、次が洋装+和装で3組に1組、その次が和装のみ。ただし「年代が上がるほどドレスより和装を好まれる方が増える傾向にあります」(フォトウェディング華・大西さん)。

費用は撮影場所や衣裳の数、アルバムの有無などで大きく違い、立てた予算も10万円、15万円、20万円、30万円と人それぞれですが、「前撮り+結婚式が多い20代・30代と比べ、40代・50代は写真だけが多いので、お金をかけて20万円以上のプランを選ぶ人が多いですね」(大西さん)。
「結婚のために貯めたお金がある。結婚式をするよりリーズナブルだからけちらない」「思い出になるイベントだから、多少高くてもイメージ通りの撮影ができるプランにした」と妥協しなかった人も。

40代・50代に人気の撮影ポーズは?

ウエディングドレスを着てバックハグポーズでフォトウエディング
白無垢を着て、畳の部屋で手を付き、あいさつするようにフォトウエディング
打掛の裾を広げて和装のフォトウエディング

「キスシーンやふたりでハートを作るなどラブラブな写真は恥ずかしい」と思う人が多いのですが、撮った写真で気に入ったのは「寄り添ったポーズ」「バックハグ」「見つめ合っている」「手つなぎ」などほほ笑ましい写真がズラリ。
アクティブな写真を避ける人も多いですが、「ジャンプしているところ」「万歳ポーズ」「爆笑シーン」がよかったという人もいますし、「衣裳がよく分かる全身写真」「結婚指輪がよく見える手元の写真」、「芝生に座って上から撮影」など、年代を問わず好まれる写真を挙げる人も。

撮影当日はポーズの指示もしてくれますが、ゼクシィアプリでもさまざまなポーズを紹介しているので、この記事の1番下にあるタグから気になる記事をチェック。どんな姿を残したいか考えてポーズの候補を挙げておきましょう。やりたくないポーズがあったら、それも伝えて。

<ふたりのポーズ>アドバイス

花嫁のイラスト

【心配な人は撮影枚数を多くして】
希望のポーズは伝えたけど、事前の打ち合わせができず。イメージ通りになるか不安でしたが、700カットも撮ったので杞憂でした。心配な人は撮影枚数の多いプランを選んで。お気に入りの2枚は彼に手を差し伸べて歩いているシーンとおでこをくっつけたポーズ。(桜葉さん)

花嫁のイラスト

【希望のポーズの参考写真が大活躍】
撮りたいポーズやアングルの参考写真をたくさん印刷して持参を。私たちはその通りに撮ってもらえました。気に入っているのは和装で1本の傘の下にふたり並んだ写真、和傘がたくさんある背景の前で撮った写真、彼が小道具のカメラでドレス姿の私を撮っている風のオフショット写真。(H.Sさん)

花嫁のイラスト

【好きなポーズで撮るのが一番】
年齢に合った落ち着いた写真がいいのかな?と悩みましたが、好みではないので、腕を組んだ写真やお姫さま抱っこなど20代、30代の人もよくとるポーズも撮影。ふたりの記念として残すものなので、年相応なんて概念は捨て、好きなポーズで撮っていいと思います。(ごんたさん)

写真1枚目:密着したポーズも貸し切り撮影なら恥ずかしくない 2枚目:正座してごあいさつしているポーズは年賀状や結婚報告はがきに使いたい人におすすめ 3枚目:和装ポーズの定番 写真協力/フォトウェディング華

40代・50代の花嫁に人気のドレスは?

アイボリーのウエディングドレス
レースの七分丈のウエディングドレス
マーメイドラインのウエディングドレス

「華美なドレスは似合わないかも」と年相応を意識して上品なドレス、クラシカルなドレス、シンプルなドレス、質感にこだわってシルクのドレスを選んだ人もいれば、年齢なんて気にせず、さまざまなドレスを試着して一番しっくりきたものを選んだ人も。
この年代、体形に悩む人もいますが、「体形が気になる人には肌の露出が少ないドレス、二の腕が気になる人には袖のあるドレスが好まれます。でも、シェイプアップして好きなドレスを着られる方の方が多いですね」(フォトウェディング華・大西さん)。

ちなみに、人気のラインは多い順にAライン、プリンセスライン、マーメイド、スレンダー。デコルテのデザインはビスチェとオフショルダーが多く、Vネック、ラウンドなども人気。
衣裳2着派ではウエディングドレスとカラードレスの組み合わせが一番多いのですが、「カラードレスは淡い色より紺、ワインレッド、黒など濃いめの色が人気です」(大西さん)。

<ドレス選びのコツ>アドバイス

花嫁のイラスト

【多少高くても上質なドレスを】
私が利用したホテルではドレスにランクがありました。プラン内で選べるドレスは安っぽく見え、追加料金を払ってランクアップ。40代・50代になったら、多少高くなっても上質なドレスを選んだ方がよいと思いました。(つるさん)

花嫁のイラスト

【好きなドレスを着た方が後悔なし】
私はデコルテが開いたビスチェで、オーガンジーのふわっとしたプリンセスラインのドレスを着用。最初は「年齢にふさわしくない?恥ずかしいかな?」と思いましたが、ドレスを着る機会なんてないので、思い切りました。お陰で後悔なし。(ヘルさん)

花嫁のイラスト

【体形カバーできるドレスだと自信が持てる】
腕を隠したかったのですが、気に入ったスリーブドレスはプラン外。金額が大幅に上がるので、プラン内のビスチェドレスにして、レースの長袖のボレロを重ね着しました。それでも体形カバーできて恥ずかしさなし。リーズナブルなプランは選べるドレスが少ないこともあるので要注意です。(ブルーローズさん)

写真:エレガントに見えるレースを使ったドレスを選ぶ人も多い 写真提供/フォトウェディング華

40代・50代の不安で多いのは「好みのドレスがあるかどうか」

ドレスのことが心配な人は衣裳の品揃えが多いところを選ぶか、依頼先を決める前にドレスのカタログをメールで送ってもらう、または見学に行って試着させてもらい、気に入ったドレスがあるところにするのがおすすめ。
中には他のショップやネットなどで探して好みのドレスを購入した人も。ただ、持ち込み禁止のところもあるので、事前の確認が必要です。昨今、ドレスに加え、写真の質にもこだわり、Instagramなどで自分好みの写真を撮る写真家を探して依頼する人も。

40代・50代の花嫁に人気の和装は?

ゴールド系の地に古典柄の打ち掛けを着てフォトウエディング
朱赤の打ち掛けを着てフォトウエディング
40代・50代は掛下も白い白無垢でフォトウエディング

アンケートでは和装1着の人も洋装と和装の2着の人も、白無垢と色打ち掛けの割合は同じくらいで好みが分かれました。
昨今、白無垢でも色や柄が入った掛け下を選んでしゃれた着こなしをする人も増えていますが、「40代・50代の場合、白地に刺しゅうが施された上品な掛け下を選ばれる方が多く、白の打ち掛けも高級感があって上品かつ豪華な刺しゅうが施されたものが人気です。
色打ち掛けも最近流行の花柄を選ばれる方は少なく、鶴や御所車、鳳凰(ほうおう)などの古典柄が人気。好まれる色はオレンジ、赤、朱赤、金色ですね」(フォトウェディング華・大西さん)。
少数だが、「黒の引き振り袖を着たら、大人っぽくなった上、あまり着る人が少なくて好評だった」という声も。

写真:40代・50代に人気の色・柄の色打ち掛けと白一色でまとめた白無垢 写真提供/フォトウェディング華

40代・50代の花嫁に人気のヘアメイクは?

40代・50代の花嫁に人気のヘアスタイルはハーフアップ、ローシニオン、ハイシニオン、編み込み
ニュアンスカラーでパールがついたアクセサリーは40代・50代にもおすすめ

ドレスのヘアスタイルで人気があったのは多い順にハーフアップ、ローシニヨン、高めシニヨン、編み下ろし、ショートやボブ。ヘッドアクセサリーはティアラ、造花・ドライフラワー、バレッタ、ボンネが人気でした。
「40代・50代の場合、ほとんどの方がベールは付けません。洋装も和装もローシニヨンに造花が定番ですが、寺院では綿帽子を被る人の方が多いなど撮影場所によっても異なります」(フォトウェディング華・大西さん)。

この年代にはシミや小じわが気になる人もいますが、「メイクでかなりカバーできるのでそんなに心配しないで。事前に撮影当日のヘアメイクを試すリハーサルをして、不安を解消される方もいらっしゃいます」(大西さん)。
ちなみに、撮影当日に備えてやったことで多いのはエステ、シェービング、スチームやパックなどでスキンケア。
ヘアメイクに関しては「お任せした」という人もいますが、「花嫁ヘアスタイル(メイク)」などで検索して、希望の写真を集めて持参するのがおすすめ。

[気になるお肌]アドバイス

花嫁のイラスト

【濃いめの化粧でちょうどいい】
フォトウエディング専門のハウススタジオで撮りましたが、最初、濃い?と思った化粧も撮影すると、反射板や撮影の技術でシワもシミも目立たず、若々しくきれいに撮れていたのに驚き。ナチュラルメイクにこだわる人もいますが、プロはいろんなことを計算して化粧してくれるということも覚えておいて。(マニステさん)

花嫁のイラスト

【写真の補正付きプランがおすすめ】
写真の加工が普通の時代、記念の写真は美しく残したいと思い、アルバムに載せる写真に限り、肌の色、質感を補正してくれるプランを選びました。データだけもらった補正なしの他の写真はアプリを使って自分で加工。このようなこともできるので、スタジオ選びでは補正の有無やその金額についても確認を。(H.Sさん)

花嫁のイラスト

【スキンケアと同時に笑顔の練習も】
緊張でこわばって、自然な笑顔が出なかったり、どの写真も似たような表情になってしまいました。肌は補正できても、表情は補正できない。肌荒れしないようにスキンケアするのも大事ですが、笑顔の練習もしておくといいですよ。どの角度の自分がより美しいかも見えてきます。(N.Jさん)

写真:40代・50代の花嫁にはパールを使った上品なアクセサリーも人気 写真提供/フォトウェディング華

From 編集部

理想のフォトウエディングを叶えて思い出深い時間に

フォトウエディングに興味を持ったら、まずはネットで検索してどんな場所で撮影できるかチェックを。「ここでこんな写真を撮りたい」とイメージが膨らんできます。撮影枚数やアルバムなど重視したいことも考えてぴったりなプランを選べば、ふたりの思い出がより輝き、満足感の高いフォトウエディングになるはず。

構成・文/渡邊博美 イラスト/湯浅 望 取材協力/フォトウェディング華
※記事内のデータの★印は2020年5月に20~30代の既婚女性100人を対象に行ったマクロミル調査、それ以外のデータとコメントは2022年9月にフォトウエディングをした40~50代の既婚女性155人を対象に行ったマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2022年10月時点のものです

※「花嫁エステで必ず知っておいてほしいこと」
エステの施術経験がない人は、万が一トラブルが起きた場合、結婚式当日に回復が困難なこともあるので、結婚式直前ではなく時間的な余裕を持って施術をスタートさせましょう。なお、「体験コース」や「お試しコース」の実施も時間に余裕を持って行いましょう。肌が弱い方は施術前に医師に相談し、サロンにも伝えましょう。妊娠している場合は施術前にまず医師に相談しましょう。

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