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卒花直伝!ケーキ、生花etc.実は“持ち込みNG”だったアイテム26選

ふたりらしさを追求したり、費用を抑えるために「持ち込み」を考えている花嫁さん必見!会場によっては費用がかかったり、持ち込み自体を断られてしまうケースもあるんです。卒花さんたちの声から、対象になるアイテムやNGの理由を探ってみました。

「美容・衣裳」編

「美容・衣裳」編

衣裳については多くの会場が提携のドレスショップの利用を推奨していて、持ち込み可の場合でも外部で調達する際には、持ち込み料が発生することも。美容師さんは、「会場に慣れていない人だと時間が押す可能性がある」という理由で、持ち込み自体が認められていない会場も少なくない。

持ち込みNGだったアイテム

竹内絵莉子さん

[外部ショップのドレス]
ドレスは会場の指定ショップ限定でしたが、好みのドレスがなかなか見つからず……。契約する前に、持ち込みの可否を確認すればよかったと後悔しています。(竹内絵莉子さん)

ちぇさん

[ベール]
自分に似合うベールをじっくり探したかったのに、契約上の決まりでドレスとセットになっているものしか選べず残念でした。(ちぇさん)

まいこいこさん

[サッシュベルト]
持ち込みのサッシュベルトは色移りやドレスが破損する恐れがあるということで、提携ドレスショップが用意したものの中から選ばなくてはいけませんでした。(まいこいこさん)

yukkoさん

[ブーケ]
式後もずっと手元に置いておきたかったブーケ。アフターブーケはお金がかかるのでアーティシャルフラワーにしたかったけど、お花関係の持ち込みがNGで断念!(yukkoさん)

まりさん

[行きつけの美容室の美容師さん]
ヘアメイクの料金はパックプランに含まれていました。感染症予防の観点からも持ち込みができず、会場の美容師さんにお願いすることに。(まりさん)

ドレスの持ち込み料は5万円前後が相場

予算を抑えるために自分で手配しようと思っている人は、持ち込み料のこともよく計算して。持ち込み料の相場は1着当たり5万円前後なので、思いがけず高額になってしまうことが。ちなみに美容師さんを外部に頼む場合、持ち込み料は3万円程度。

「食べ物・ドリンク」編

「食べ物・ドリンク」編

食べ物は食中毒の恐れがあるので、衛生管理上NGとしている会場がほとんど。特に今はコロナ下で厳しくなっているため、未開封のお酒やジュース、ブライズルームへの軽食の持ち込みなども認められないことがある。

持ち込みNGだったアイテム

yumiさん

[生もの]
会場の決まりで手作りの食べ物は衛生上不可でした。軽食などをブライズルームに持ち込もうと考えている人は、事前に確認しておいた方がいいですよ。(yumiさん)

蒔野千詠さん

[お祝いで頂いたたるのお酒]
お祝い頂いたたる酒を披露宴でゲストに振る舞いたかったのですが、コロナ下で飲食物の持ち込みは一切不可と言われて諦めました。(蒔野千詠さん)

Yukiさん

[ウエディングケーキ]
パティシエをしている新婦の弟にケーキを作ってもらう予定でしたが、衛生管理上、会場で作ったもの以外はNG。結局弟がデザインとレシピを考え、会場のシェフに再現してもらうことに。(Yukiさん)

Chikaさん

[イミテーションケーキ]
コロナ下ということもあり、生ケーキはやめて高さのある華やかなイミテーションケーキをレンタルしようと思いましたが、持ち込み料が5万円以上かかることが分かって断念。(Chikaさん)

ミホさん

[ウエルカムフード]
ふたりらしいおもてなしがしたくて、ウエルカムフードも自分たちで用意したかったのですが、食品は衛生管理上持ち込むことができませんでした。(ミホさん)

こだわりがある人は、まずプランナーさんに相談を

「祖父母が育てた野菜をメニューに取り入れたい」「地元のお酒を振る舞いたい」というように、どうしてもこだわりたいことがあるなら、まずはプランナーさんに相談してみて。例えば加工していない状態の食材を持ち込んで調理は会場に任せるなど、条件がクリアできればOKが出る場合も。

「演出」編

「演出」編

司会者は披露宴の進行を担う重要なポジションということもあり、会場を熟知している契約司会者以外は認めてもらえないケースが多い。他にも大きな音が出る楽器やクラッカー、掃除が大変なコンフェッティシャワー、火を使う演出はNGなど、会場によって判断が分かれるところ。

持ち込みNGだったアイテム

おはぎさん

[生花のフラワーシャワー]
生花のフラワーシャワーは、花びらが踏まれたりして会場の大理石が汚れてしまうという理由で持ち込みがNG。造花に花の香りの香水をかけ、生花っぽくしてもらいました。(おはぎさん)

夏さん

[ビーチ撮影時のシャボン玉ガン]
ビーチでシャボン玉が舞ってる写真を撮りたかったのですが、ドレスが汚れる可能性があるため持ち込みNGとプランナーさんに言われました。衣装保険にも入っていましたが、それでもダメでした。(夏さん)

けいさん

[楽器の生演奏]
私が式を挙げた会場では、生演奏系の演出がすべてNG。理由は感染症予防対策のためとのことですが、余興で個人が楽器を持ち込むのもダメでした。(けいさん)

みさみささん

[外部委託の司会者]
式当日のタイムスケジュールに影響があるという理由で、司会者や美容スタッフは会場を通して依頼するのがルール。外部委託は認められていませんでした。(みさみささん)

できない演出は会場によって異なるので、契約前に要確認

「フラワーシャワーはOKだけどライスシャワーは掃除が大変だからNG」など、会場によってルールが大きく異なるのが演出。持ち込み料の問題ではなく、人件費やロケーション、部屋の造りなどさまざまな問題で不可能という判断がされるため、どうしてもやりたい演出がある人は、契約前に確認して。

「装花・装飾」編

「装花・装飾」編

装花は会場指定の業者がいるため、生花・造花にかかわらず持ち込みができないケースが少なくない。ただし、中には造花やお花以外の装飾アイテムなら持ち込み料は必要だがOKという会場もあるので確認を。ウエルカムスペースの装飾アイテムは、壁にくっつけたり造作が必要なもの以外は自由に持ち込めて費用もかからない会場が多いよう。

持ち込みNGだったアイテム

Mさん

[生花の会場装花]
会場装花は提携先のフラワーショップで依頼する必要がありました。外部で頼んで持ち込むと、害虫などが花に付いている恐れがあるからだそうです。(Mさん)

ゆきさん

[大量の装飾アイテム]
装飾アイテムは、持ち込み可能ながら一部制限も。式当日、会場に到着してからお支度を始めるまでの短時間で飾り付けられる量のみ、持ち込みが許されていました。(ゆきさん)

s.c.さん

[キャンドル]
ウエルカムスペースのキャンドルは火災の恐れがあるため厳禁。ただし当日の装花スタッフが設置するのはOKだったので、追加料金を払ってお願いすることに。(s.c.さん)

八重垣遥香さん

[キャラクターを描いたウエルカムボード]
絵のうまい親戚に、好きなキャラクターが入ったウエルカムボードを描いてもらう予定でしたが、著作権の関係上、会場からOKが出ませんでした。(八重垣遥香さん)

みっちーさん

[トイレのメイク直し備品]
メイク直しで立ち寄るゲストのために、トイレに綿棒やマウスウォッシュを置こうと思っていましたが、ホテルのトイレは一般客と共用とのことで諦めました。(みっちーさん)

装花は5万~10万円という持ち込み料が発生することも

装花はできるだけ提携先を使ってほしいという会場の事情もあり、持ち込み料も高めに設定されていることが多い。もちろん会場によってはフローリストさんを自由に持ち込めるところもあるので、お花にこだわりがある人は会場探しの段階でチェックしておこう。

「写真・ムービー」編

「写真・ムービー」編

外注は可能だけど、挙式シーンの撮影は会場提携のフォトグラファー以外、認められていない会場も。他にも撮影可能範囲や行動が限られていたりすることもあるので、外部のフォトグラファーに依頼しようと思っている人は、そのあたりを契約前によく確認しておこう。

持ち込みNGだったアイテム

愛さん

[外注のフォトグラファー]
フォトグラファーは外注もできましたが、その場合、挙式やお支度中の撮影がNGだったり、立って歩き回りながらの撮影が禁止されているなど制約がたくさんありました。(愛さん)

りつこさん

[エンドロール作成用のBGM]
BGMの持ち込みに失敗。エンドロールに使いたい曲が楽曲データベースになく、登録申請の手続きが複雑なことや費用も数万円単位でかかるので諦めました。 (りつこさん)

uiさん

[手作りムービー]
せっかくムービーを自作しても、付随して他の費用がかかることが。私の場合はスクリーンの使用料が必要だったので断念しました。 (uiさん)

当日撮影が難しい場合は、前撮りという手もあり!

フォトグラファーの持ち込み料は1名当たり1万~3万円程度が相場。撮影料金によっては、持ち込み料を払ってもお得になるケースがあるので要チェック。持ち込み自体がNGという場合は式当日にこだわらず、前撮りなども検討してみては?

「ギフト」編

「ギフト」編

引出物や引菓子は個数分の持ち込み料がかかるのが普通。外部のショップ等から納品された後、会場内で保管し、当日会場のスタッフが紙袋に入れて席にセッティングする作業が発生するため、その分の人件費&作業代と考えよう。

持ち込みNGだったアイテム

ぼのさん

[プチギフト(お菓子)]
会場が通常営業も行っているレストランということもあり、食中毒予防の関係で食べ物の持ち込みが一切不可。プチギフトは食品以外の雑貨にしました。 (ぼのさん)

麻衣子さん

[引出物・プチギフト]
引出物は持ち込み料がかかるので、宅配サービスを利用することに。プチギフトはお見送りの際に渡すと1個当たり50円の持ち込み料が必要なので、お色直し後のフォトラウンドで手渡ししました。(麻衣子さん)

りーさん

[外部ショップの引出物]
私が式を挙げた会場は引出物の持ち込み自体がNG。必ず会場の提携会社で頼まなくてはいけない契約になっていました。(りーさん)

まみさん

[引出物袋]
引出物は、紙袋まで会場指定の中から選ばないと割引してもらえない仕組み。持ち込みすると割引特典が受けられなくなるのが残念でした。(まみさん)

ゲストの自宅に配送すれば持ち込み料は不要!

コストを抑えるために外部ショップを利用する人もいるけれど、引出物1個当たりの持ち込み料は300~500円ほどかかるので、そのあたりも念頭に。また引出物は会場への納品をしなければ持ち込み料も発生しないので、宅配サービスの利用なども検討してみて。

番外編 意外と持ち込みOKだったもの

番外編 意外と持ち込みOKだったもの

「絶対に持ち込めないよね」と思ったアイテムが意外とOKだったりすることもあるので、最初から諦めずに、まずはプランナーさんに確認を。卒花さんたちの中にもペットやバイク、バーテンダーなど、規格外のものを持ち込んだ人たちがちらほら♪

持ち込みOKだったアイテム

s.c.さん

[大きな楽器]
余興で演奏するためのハープ。大きな楽器だし持ち込みは難しいかなと思っていましたが、意外とOKでした。(s.c.さん)

C.Aさん

[LEDキャンドル]
会場装花の費用を抑えるために用いたかったLEDキャンドル。ダメ元でプランナーさんに確認したところOKが出ました!(C.Aさん)

みえまさん

[ペット]
ペット可の会場で、リングドッグとして愛犬の挙式参加もOK。チャペルへの同伴も問題ありませんでした。(みえまさん)

みなみさん

[ペーパーアイテム]
プランナーさん自ら「外部のものの方が安くてかわいいのたくさんあります」と言ってくれました。結局招待状はWEBにしましたが、それもプランナーさんが添削してくれました(みなみさん)

ゆきさん

[除菌グッズ]
アルコールジェルなど、感染症対策の除菌グッズは持ち込み料はなしで持ち込むことができました。(ゆきさん)

こんな条件だったら持ち込めるケースもあり!

上の実例以外にも、条件付きで持ち込めたアイテムはいろいろ。例えばブーケ。「自作のブーケや自分で購入した髪飾りならOKでした」(千佳さん)という声や、生花でなければOKだったのでプリザーブドフラワーのブーケを持ち込んだもというケースも。また、原則はNGだけど、交渉次第で持ち込みが可能になる場合もあるので、会場に相談してみよう。

From 編集部

持ち込みについては、必ず契約前に確認を

ドレスをはじめ、飲食物やギフト、演出など、さまざまな事情から持ち込みを制限されているアイテムは結構あるもの。契約後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、こだわりたいものがある人は、必ず契約する前にプランナーさんに確認しましょう。

取材・文/南 慈子 イラスト/てぶくろ星人 構成/小堀そら(編集部)
※掲載されている情報は2022年6月時点のものです
※記事内のコメントは、2022年4月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー85人が回答したアンケートおよび、過去2年以内に結婚式を挙げ、かつ持ち込みを検討して、持ち込みを断られたまたは断念した経験がある20~30代の既婚女性110人が回答したマクロミル調査によるものです

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