「婚姻届」みんなどう出した?~提出日・証人・控えetc.実態調査~
皆さん、婚姻届はもう提出しましたか?ふたりの結婚生活の第一歩ともいえる役所への婚姻届の提出ですが、結婚式とは違い、「出したらミッション終了!」となって記憶に残りづらいのが寂しいところ。法律上、正式に夫婦となる節目でもある「婚姻届提出」にまつわるあれこれを、さまざまな角度から探って数値化してみました。
皆さん、婚姻届はもう提出しましたか?ふたりの結婚生活の第一歩ともいえる役所への婚姻届の提出ですが、結婚式とは違い、「出したらミッション終了!」となって記憶に残りづらいのが寂しいところ。法律上、正式に夫婦となる節目でもある「婚姻届提出」にまつわるあれこれを、さまざまな角度から探って数値化してみました。
※複数回答。グラフの数字は全体を100とした際の実施率を表します
婚姻届はいつ出しても構いませんが、せっかく提出するなら縁起を担いだり、ふたりにとって意味のある日を選ぶのも大事なこと。今回の調査でも、多くの人たちが日程を熟考した上で提出していました。
【提出日として人気の日】
●縁起のいい日
上のグラフのように、半数近くの人が提出日として選んだのは「縁起のいい日」。おめでたいと好まれる大安や友引のほか、物事を始めるのに良い日とされる天赦日(てんしゃび)や一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)などに人気が集まりました。
●ふたりが覚えやすい日
3月3日の桃の節句や7月7日の七夕、11月22日のいい夫婦の日などは、語呂と行事が重なる日なので覚えやすいと感じる人が多いようです。
●記念日などふたりの特別な日
お互いの誕生日や付き合い始めた日、プロポーズされた日など、ふたりにとっての特別な日。そういう大事な日に婚姻届を提出したいと、あらかじめ心に決めていた人もいました。
【提出を記念してふたりで行ったこと】
●お祝いの食事
3割強の人たちが、提出後にふたりで記念のディナーなどを楽しんでいます。提出した流れで食事をして帰る人もいましたが、中にはこの日のためにドレスアップし、予約しておいたレストランへ足を運ぶケースも。
●記念撮影
最近では撮影コーナーを設けている役所も増えてきて、多くのカップルが提出前の婚姻届を手に、記念撮影を行っています。自宅やセルフフォトスタジオなども撮影スポットに。
私の誕生日前日の5月5日に提出。祝日でお休みということもあり、毎年一緒に祝えると思いこの日にしました(Tommyさん)
婚姻届の提出日は、交際5年目の記念日に。ふたりの関係が始まった日と、夫婦として歩み始める日を同じにしたかったので。(ナッツさん)
区役所とセルフフォトスタジオで記念撮影をした後、おしゃれなお店でディナー。ドレスアップしていたこともあり、楽しい時間が過ごせました(しいさん)
婚姻届の提出に際しては、両家の家族が関わる場面もちらほら。中でも婚姻届の証人欄への署名を親が行うケースが多く、夫も妻も8割近くが父母に依頼しています。
【証人欄への署名を頼んだ相手(妻)】
最も多いのが父親。もちろん18歳以上の成人であれば誰に頼んでも構いませんが、「ここはやっぱり父親なのかな?」と、今までの慣習で頼むケースが目立ちました。夫と異なるのは母親に頼んだ人が多い点。「仲が良く、話しやすいから」という背景もあるようです。
【証人欄への署名を頼んだ相手(夫)】
こちらも父親に頼んだケースが過半数。それ以外の人に証人を頼んだ理由としては「実家が遠方なので近くに住むきょうだいに頼んだ」「付き合いの長い親友にお願いした」という声などが。
【署名は顔合わせの席で行った?】
こちらは「はい」と答えた人が2割足らずと少数ですが、顔合わせや結納時のイベントとして婚姻届の証人欄への署名を行い、両家の絆を深めたケースもいくつかありました。
「顔合わせの席ではなく、改めて家族でお祝いをした」という人は4.7%とごく少数でしたが、もともと婚姻届の提出はふたりのものと考えると、ふたりきりでお祝いするのは自然なことかもしれません。
ちなみに顔合わせの際、婚姻届への記入をふたりで行ったケースは2.4%とほとんどなし。大事な書類でもあるので、イベントを絡めずきちんと自宅で仕上げるのが基本といえそうです。
実家の父に証人の署名してもらった後、遠方にある妻の地元・長崎へ。結婚あいさつを済ませてから義母にも署名を頼みました。(Esakさん)
婚姻届の提出先は夫の実家近くの役所。前日は家に泊めてもらいましたが、その際、彼の両親がケーキを買って「結婚おめでとう」とお祝いしてくれました。とても幸せで嬉しい思い出です。(あゆさん)
今や婚姻届のデザインは驚くほど豊富。役所でもらえるものはスタンダードな白い用紙かと思えば、それだけでなく、自治体によっては凝った色柄の「ご当地デザイン」が用意されていることも。また、婚姻届は提出してしまうとそれきりなので、控えを用意したり、提出前に撮影したりして、手元に残すカップルも少なくないようです。
【こんなデザインの婚姻届が人気!】
●ゼクシィの付録や結婚情報サイトのもの
ゼクシィ本誌を購入すると付録で付いてきたり、アプリから簡単にダウンロードできる手軽さもあり、一番人気がこちら。特にゼクシィではさまざまなブランドやキャラクターとコラボしているものも多いので、そちらを狙って購入したカップルも。
●市区町村で用意されている一般的なもの
デザインにこだわらない人、神聖さを求める人、さまざまな人たちからの票を集めたのはシンプルな白い婚姻届。役所に行ったついでにもらえる手軽さも人気の理由かもしれません。
●キャラクター付き/ブランドとのコラボ
お気に入りや推しのキャラクターが付いた婚姻届用紙も、書いていて気分が上がるので◎。ブランドものは主に指輪を購入した人へのプレゼントとしてジュエリーショップで入手するケースが多いようです。
【婚姻届の控えはこうやって保存!】
婚姻届をコピーしたり、写真に撮って保存している人の割合は約半数。個人情報の塊なので、人の目に触れるように飾っている人はごく少数でしたが、データ化して保存している人は12.3%いました。
ちなみに「写真と共にアルバムに収めた」という人は4.7%、「フレームに入れて飾っている」という人は2.4%、婚姻届の代わりに婚姻届受理証明書を保管している人は5.7%という結果が出ました。
婚姻届は提出したら手元には残らないと思い、事前に撮影してデータ保存。今でもたまに見返して、「この時こんな気持ちだったね」と話すことがあります。さらに結婚式のムービーやアルバムにも使えて正解でした。(Chikaさん)
婚姻届はご当地デザインのものを使用しました。ちなみに提出してしまうと手元に残らないので、婚姻届受理証明書をもらい、フレームに入れて新居に飾っています。(Ayanoさん)
ふたりが大切にしているキャラクターがデザインされた婚姻届を、夫がプロポーズの時に用意してくれていました。小さめのサイズの保管用もあり、そちらには「お互いの好きなところは?」などの質問も入っています♪(ほの香さん)
【書き間違いなど提出時の不備にご注意】
婚姻届は記入する欄が多く、しかも細かい決まり事や分かりづらい箇所があるため、一つ一つ説明書きを見ながら慎重に記載する必要があります。例えば住所なら住民票と全く同じ内容で書かなくてはならず、住民票にないマンション名をうっかり入れてしまうと、不備として書き直しが求められます。
多くの場合、その場での修正が可能なので、「当日受け付けてもらえなかった」という経験をした人は4.1%と少ないものの、「記載する際に迷った箇所があった」と答えた人は全体の約4分の1にあたる24.1%も。読みづらい文字も差し戻しの原因になるので、気を付けてくださいね。
・記入済みの婚姻届
・本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
・印鑑(基本的には不要だが、中には修正時に必要な自治体もある)
婚姻届はふたりが結婚したことを証明する大事な証し。記入の際に家族の顔を思い浮かべたり、記念のイベントを取り入れたりすることは、これまでの歩みやふたりの今後に思いをはせる時間にもなります。今回の実態調査を通じ、婚姻届にもぜひ注目してくださいね。
構成・文/南 慈子 イラスト/田中麻里子 D/mashroom design
※記事内のデータおよびコメントは2026年5月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー102人が回答したアンケートならびに、過去2年以内に婚姻届を提出した既婚男女110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2026年7月時点のものです