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婚姻届提出♪ その前に……役所に聞いた[ありがち失敗実例]

婚姻届の提出は、ふたりが法的に家族になる一大イベント。だけど、先輩花嫁たちに聞いてみると、書き方に不備があったり、提出の際に思いがけないトラブルが起こって、こだわった日程に受理してもらえなかったり、提出できなかったりと、すんなりいかないことが多い様子。
大切な婚姻届をスムーズに提出できるよう、3自治体の役所の担当者や専門家の先生に婚姻届を提出する際にありがちな不備とアドバイスを伺いました。

書く前に知っておきたい婚姻届提出の基礎知識

婚姻届

最初に知っておきたいのは、婚姻届の提出時間に関する基本。役所への提出は24時間365日可能で、役所が閉まっている時間帯は時間外窓口を利用。出張所の場合は時間外受付をしていない場合があるので、事前に確認しておきましょう。
また、意外と知られていないのが、提出できる場所。「夫・妻どちらかの本籍地または所在地の市役所、区役所または町村役場(出張所も可)」と定められている。「所在地」とは、居住地以外にも一時的に滞在している場所も含まれ、つまりは旅行先、結婚式を挙げた先など、実際に住んでいない場所でも婚姻届の提出が可能なんです。

<先輩実例>旅行先や思い出の地でも届け出はOK!

提出場所にこだわった先輩花嫁たちをご紹介。

「ふたりとも沖縄が大好きで、記念日に旅行した際に沖縄の役所で婚姻届を提出。その後も記念日には必ず沖縄に行き、役所の前を通ったりして提出した日のことを思い出します」(雅美さん)

「ふたりで旅行した思い出の地、北海道の役所に提出。友人には驚かれたけど、またひとつ思い出が増えた」(Yukoさん)

ふたりの思い出の地で提出すると、その土地がふたりにとってさらにかけがえのない場所になるようです。

【やりがち失敗実例1】記入漏れ、未記入に気を付けて!

婚姻届を見る男女のイラスト

自治体の担当者に聞いたところ、婚姻届の不備で最も多いのは、記入するべきところがすべて記入されていないことや、必要書類が揃っていないこと。

・証人欄の実母の氏を省略して名だけ書かれている
・証人欄の記入がない
・証人欄に氏名しかなく、住所・本籍の記入がない
・婚姻後の夫婦の新本籍の記入がない
・婚姻後に夫と妻のどちらの氏を名乗るのかの記載(チェック)がない
・ふたりの署名がない
・住所欄は婚姻届提出時点での住民登録地だが、転入予定地の住所が書かれている
・本籍地でない自治体へ婚姻届を提出する場合に必要な戸籍謄本の添付がない
・筆頭者が分からず記入がない

記入モレや添付書類の不備をなくすために、次のようなアドバイスをいただきました。
「書類の不備を減らすために、婚姻届の用紙と一緒にお渡しする記入例を確認しながら記載していただくと良いと思います」(島根県出雲市役所担当)

先輩花嫁たちの婚姻届提出エピソード1:印鑑を持って行くのを忘れた!

先輩花嫁たちに聞いた中で最も多かったのは、提出の際に印鑑を持って行き忘れたこと。

「大丈夫だろうと思って持って行かなかったら、1カ所印鑑を押すのを忘れていて取りに帰った」(彩さん)

「夜間窓口に行き、印鑑を忘れて夜中に市役所と自宅を2往復」(おぐゆかさん)

カンペキだと思っていても、どんな不備があるか分からないので、必ず印鑑は持っていこう。ただしシャチハタなどスタンプ型簡易印鑑はNGなので要注意。

【ありがち失敗実例2】記入間違いに気を付けて!

驚く男女のイラスト

続いて多かったのが、記入の間違い。

・戸籍の記載と違う漢字を使用している
・住所・世帯主が住民票と相違している
・本籍・筆頭者の記載が戸籍と相違している
・届出人署名が、婚姻後の氏で記載されている
・婚姻後の新本籍として記入している地番が、本籍を置くことができない地番だった
・新本籍地に地番、街区符号ではなく、部屋番号まで書かれている
・添付された戸籍謄本の発行日は最近の日付だが、戸籍謄本取得後、親が転籍届を先に提出していたり、離婚していたりと添付のものと内容が異なっていた

記入間違いについては、こんなアドバイスをいただきました。
「婚姻後の本籍地番として予定している場所に新本籍を置けるかどうか、本籍地の市区町村役場の戸籍担当係へ事前に電話等で確認していただくと本籍地の不備はなくせると思います。また、開庁時間外に提出される場合、特に提出後にすぐ旅行に出掛けるような場合は、できれば開庁時間内に一度婚姻届と添付書類を持ってきていただき、事前のチェックを受けることをオススメします」(東京都葛飾区役所担当)

先輩花嫁たちの婚姻届提出エピソード2:時間外提出の窓口に迷った!

婚姻届を提出したい記念日が休日だったり、平日の昼間は仕事を休めなかったりで、多くのカップルが利用している役所の時間外窓口。普段はあまり行くことがないので、いざ利用しようとすると、場所が分からず迷ってしまうことも。

「結婚式当日の土曜日に提出。休日の窓口の場所が分からず、ぐるぐる回っていたら式場から早く来てくださいと電話が。余韻に浸る時間がなかった」(友加里さん)

「休日でどこから入ればいいか分からず迷子になった」(真帆さん)

「深夜に行ったことのない役所に。彼が行き方を間違え、結局タクシーで向かうことに」(さくさん)

時間外窓口は入口が通常の窓口とは違うことがほとんどなので、事前に役所の公式ホームページや電話などで確認しておこう。

【ありがち失敗実例3】他にもこんな「あるある」不備

婚姻届を手に喜ぶ男女のイラスト

その他、レアケースだけどこれまで担当した中で印象に残っている不備を聞きました。

・署名欄に代理で提出に来た父親の氏名が書かれていた
・訂正があったが、提出後に旅行に出掛けられていて連絡が取れず、戸籍の記載が遅れた
・外国籍の夫婦の署名が通称名だった

神戸市中央区役所の担当者さんが記憶に残っているのは、「ご当地婚姻届をA4サイズでプリントアウトして提出されたカップルがいた」こと。婚姻届はA3サイズと決まっているため、通常の婚姻届に書き直して提出してもらったそう。

今人気の、その土地ならではの絵柄が入ったご当地婚姻届。簡単にインターネットからダウンロードできるけれど、サイズはA3と決まっているので利用する際は気を付けて。

先輩花嫁たちの不備エピソード3:役所内の写真撮影が禁止だった!

いまや提出の際に記念撮影をするのは定番のよう。でも、「役所の人が記念撮影スポットを案内してくれて、撮影までしてくれた」(麻希さん)、「時間外でしたが、警備担当の方が私たちが納得いくまで写真を撮り直してくれた」(くるみさん)という先輩花嫁たちのエピソードがある一方で、「届出した区役所内では写真撮影NGだった」(Rieさん)、「写真を撮ってもらおうと思ったら、『できません』と言われてしまった」(あーちゃんさん)と、写真撮影がNGの場合もある。

「庁内での撮影は、他の利用者のプライバシー保護の観点から、職員に撮影の可否を確認してください」と葛飾区の野口さん。専用の撮影スポットがある場合は問題ないけれど、役所内での撮影は、周囲の人への配慮を忘れずに。

行政書士さん、教えて! 婚姻届提出について

ペンを持つ花嫁

婚姻届の専門家、ブライダル行政書士の若山大輔先生にも婚姻届提出についての疑問をぶつけてみました。

Q1:時間外提出で不備があった場合、受理日が変わってしまいますか?

「時間外の場合、窓口に詳しい職員がいるとは限らないため、不備があった場合は訂正のために後日役所に行かなければならないことがあります。ただし、その場合でも氏名や生年月日の間違いなど重大な書き損じがない限りは、最初に婚姻届を提出した日が受理日となりますので、受理日がずれることはありません」

Q2:よく不備が起こりがちで気を付けるべきことは?

「親やきょうだいなど、自分と同じ苗字の方に証人を依頼する場合、届出人(夫・妻)の欄に押す印鑑と同じものは受理されないことがあります。別の印鑑を使用してください」

Q3:不備なく記入するためには?
「婚姻届には、普段聞き慣れない世帯主や筆頭者などを記入する欄があります。そもそも誰のことなのか、迷うこともあると思いますので、まずは住民票を取得し、それを見ながら婚姻届を記入すると良いと思います」

from編集部『記念に残る、ふたりの第一歩に』

婚姻届は家族の証となる大事な書類なので、紹介した不備と対策から学んで、トラブルなく提出できるように準備しよう。

また、今回、役所の皆さんにお話を聞いて、それぞれの自治体で、婚姻届に関連するサービスがどんどん充実しているのを感じました。情報をキャッチして、婚姻届をひとつのイベントとして楽しんでみては? 婚姻届の提出が、ふたりにとって素敵な思い出となりますように。

今回お話を伺ったのは……

・神戸市中央区 小柳さん
婚姻届を提出したカップルに、区のマスコットキャラクター「かもめん」がプリントされたWeddingカードをプレゼントするサービスなどを実施している。

・東京都葛飾区 野口さん
役所屋上庭園内に婚姻届記念撮影スポットを設置。雨の日には紅白のアイアイ傘を用意。記念用婚姻届の配付なども行っている。

・島根県出雲市 内藤さん
縁結びでおなじみの出雲大社のイラストが入ったご当地婚姻届が人気。記念用婚姻届に縁結びオリジナルスタンプを押印したり、役所屋内外に「ご縁結び処(どころ)記念撮影用バックパネル」を設けるといったサービスも。

・行政書士 若山大輔さん
1987年生まれ。2014年に全国初のブライダル行政書士として独立。結婚生活、マイホーム購入に関する法的・資金的なアドバイスを提供しているほか、「婚姻届工房」というサイトの運営も行う。

文/尾越まり恵 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータならびにコメントは2015年9月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー122人が回答したアンケートによります
※掲載されている情報は2015年10月時点のものです
※保険や税制、各種制度に関しては将来改正される場合もあります。手続き・届け出の方法も随時変わる可能性や、自治体・契約会社によって異なる場合があります

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