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予算内&魅力もたっぷり!先輩カップルの《里帰り婚》実例

「地元を離れて暮らしているけれど、結婚式は親族や友人たちがいる地元で行いたい!でも遠くにいると会場の様子も分からないし、遠方から来てもらうゲストのお車代etc.の心配も……」。今回はそんな悩める皆さんのために、やりくりを工夫し、予算内で「里帰り婚」を叶えた4組のカップルの実例をポイントと合わせてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

※新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、国や地方自治体から新たな方針が発表された際には、準じていただきますようお願いいたします。感染状況等は日々変化していますので、最新の情報をご確認ください。(2022年2月14日)

実例1「負担が少なく、こだわりたいものに準備を集中」「お車代の統一」で

地元らしい景色に囲まれた邸宅での貸し切りウエディングに

里帰り婚

「京都らしい風情あふれる、自然に囲まれた邸宅での里帰り婚。一番感謝を伝えたい家族が暮らし、慣れ親しんだ場所で式を挙げることは、ふたりにとってごく自然の成り行きでした。式にはお互いの家族のほか、京都に住んでいたときにお世話になった元職場の同僚、友人たちをご招待。貸し切り使用できる会場だったので、ゆったりくつろぎながら楽しんでもらいました」(井上さおりさん)

予算内に収めるための工夫って?

花嫁

<こだわりや準備の負担を考えて、自己手配するものを検討>
里帰り婚の遠方での準備には手間がかかるので、まずは「準備の負担になる/ならないもの」に分け、負担が大きな衣裳や引出物選びは会場に依頼することに。一方、負担が少なくこだわりたいペーパーアイテムは自分たちで準備し、ドレス小物はフリマアプリやSNSなどを利用。結果、イメージ通りの式が叶えられ、コストも会場依頼に比べて20万円ほど抑えられました。

花嫁

<遠方ゲストの多くは関西出身。合わせてお車代は一律に>
招待する友人たちの中には、私たちと同じように関西出身で住まいが首都圏というケースが多く、ゲストの半数が遠方からの出席。お車代をどうしようかと迷いましたが、実家が関西にある人たちが大半で宿泊先の心配はないという状況だったので額は一律とし、予算内に収めました。

【編集部からのポイント解説】

井上さんが予算内で理想の里帰り婚を叶えられた一因は、なんといっても計画性。予算を考える際に、遠方で準備するためにはどんな費用をパワーが余計に発生しそうなのかをイメージしながら進めたことが功を奏したと言えそう。お車代は「お互い様」という面もあり、「絶対にしなければ」というルールがあるわけではないので、ふたりができる無理のない範囲できちんと誠意が伝えられたら大丈夫!

実例2「ゲスト比率を“地元>遠方” 」にしてかさみがちなお車代を抑えて

遠方からの職場関係者も招待し、ラグジュアリーな地元のホテルでおもてなし

里帰り婚

「結婚式はふたりの地元・福岡で。式当時は転勤で一足先に東京へ行っていた彼ですが、ふたりが出会った福岡は、お世話になった職場の方々をはじめ親族や友人たちも大勢暮らす場所。どこで挙げるにしても遠方からどなたかをお招きするのは確実なので、より知り合いが多い福岡での式を選びました。会場は、空港からも新幹線の駅からもスムーズにアクセスできるおしゃれなホテル。花々に囲まれたラグジュアリーな空間で非日常的なひとときを楽しんでもらいました」(さおりさん)

予算内に収めるための工夫って?

花嫁

<顔触れは地元ゲストを優先、遠方ゲストは代表制で>
転勤のある職場で、遠方ゲストが増えると結婚式の予算がお車代にかなり取られてしまう恐れがあったため、お招きする顔触れは地元在住者を優先させました。とはいえ居住地に関係なく絶対に来て頂きたい方も。最終的に彼の勤務地の東京からは主賓をお願いする勤務先の社長のほか、同僚・元同僚3名に代表で出席してもらうことにし、計4名分の交通・宿泊費を包みました。

花嫁

<会場との打ち合わせなどは地元在住の花嫁が窓口に>
結婚準備中、彼はすでに東京へ転勤していましたが、頻繁に帰省すると交通費がかさむため、会場見学も打ち合わせも私がほぼ1人でこなすことを決意。会場見学や打ち合わせなど一緒に行けないのは残念でしたが、彼とは週1回のペースで連絡を取り合い、相談事や決定事項の共有を行っていました。ちなみに連絡ツールも通信アプリだったので、通話料の心配もなし!

【編集部からのポイント解説】

里帰り婚は地元のゲストだけでなく遠方から招待する人も出てくるので、お車代も忘れず予算に入れておく必要がある。さおりさんのケースでは、あらかじめ遠方ゲストを厳選してお声掛けすることで交通・宿泊費にかかる費用を最小限に抑えることができた。またお招きできなかった人へのフォローを会費制の二次会スタイルで行う方法もあるので、余裕があれば検討してみて。

実例3「演出&アイテム選び」を里帰り親族婚の顔触れに合わせて

地元・京都らしさあふれる、神社挙式+料亭で花嫁理想の和婚を

里帰り婚

「私の出身地でもある京都は、今でも祖父祖母や親戚が暮らす大好きな場所。ここでずっと夢見ていた親族だけでの里帰り婚を叶えました。新郎自らマイクを握って司会進行を務め、余興も子どもの頃の思い出や家族の仕事にまつわる温かいもの。親族だけなので派手な演出はなくても十分盛り上がりましたが、年配の方を楽しませたくて舞妓さんを呼んだのが大きなサプライズです。祖父が織りあげた西陣織の帯を高砂に飾り、両家でおいしい京料理を味わいながらアットホームなひとときを過ごしました」(絢菜さん)

予算内に収めるための工夫って?

花嫁

<親族だけだからこそ、司会や演出はプロに依頼せずに自分たちで>
料理や引出物などのおもてなしや衣裳にはこだわりましたが、余興や演出はお金をかけずにワイワイ楽しめるものに。司会者を立てずに新郎が務めたのものその一つ。また、私が子どもの頃に書いた習字を叔父が「お祝いの巻き物」にしてプレゼントしてくれたり、ギター演奏の披露や家族にまつわる寸劇、ちびっ子カメラマンによる写真撮影などで盛り上がりました。

花嫁

<予算のかけどころ、こだわるべきところを整理して>
お金をかける部分はきちんとしつつも、その分や手配方法などを工夫してやりくりするのが予算オーバーを最低限に抑えるコツ。例えば引出物自体にはこだわりましたが、一律でセット物にするのではなく、一人一人に合うものを。そうすることで結果的に予算を抑えられました。また席札や招待状、ウエルカムボードなどはネット手配しコストダウンを。

【編集部からのポイント解説】

親族だけでの結婚式では、工夫次第でさまざまな費用を抑えることができる。その中の一つが絢菜さんも選んでいた新郎による司会。特に少人数の場合は歓談メインの会食・披露宴になるため、プロの司会者を頼まずに新郎や親族が進行することも十分可能。演出もケーキ入刀や鏡開きなど要所を押さえておけば、後は予算に応じてフレキシブルに!引き出物など、おもてなしのために予算をかけた工夫も◎。

実例4「連日集中型の打ち合わせ」で負担大な移動費用を最小限に

広大な地元に似合う“牧場”がテーマのウエディングを

里帰り婚

「都会よりも広々とした場所が好きな私たち。初デートの思い出の地が『牧場』ということもあり、ワクワクしたあのときの気持ちを大切な人たちと分かち合いたいと思い、牧場がテーマの里帰り婚を彼の地元・岩手で行いました。遠方ゲストは主に新婦側の友人や親族でしたが、みんな旅行を楽しむ気分で出席してくれたようです。また打ち合わせで帰省する際に、家族や地元の友人との時間が作れるのも里帰り婚の魅力だと思います」(恵里香さん)

予算内に収めるための工夫って?

花嫁

<打ち合わせの移動費を減らすために連日集中型に>
全くのオリジナルな式なので、演出内容や空間づくりなどプランナーさんとの相談は欠かせません。とはいえ神奈川⇔岩手を頻繁に往復するのは大変。そこで会場とも相談の上、1回の帰省中に2~3日ずつ連日での打ち合わせをお願いし、移動費を最小限に抑えました。打ち合わせをコンパクトにするため前もって確認事項をまとめ、宿題をきちんとこなしておくことも重要でした。

花嫁

<テーマに合わせてウエディングアイテムはDIYを多数>
牧場というテーマに合わせて空間づくりはナチュラルに。高価な花材で華やかに飾り付けるとそれなりの費用がかかりますが、牧場をイメージした牛柄のクッションや牛耳のカチューシャ、ペーパーアイテムといったDIYもたくさん盛り込みながら、工夫とアイデアで予算をやりくりしました。

【編集部からのポイント解説】

里帰り婚で意外なネックになるのが、「会場打ち合わせに行くための交通費」。恵里香さんのように打ち合わせを連日にまとめることができればお財布も助かるし、その分の費用を式のために使えるので一石二鳥。恵里香さんの場合は会場との打ち合わせで合計4回帰省し、そのうち1回は地元での前撮りも予定に入れたそう。限られた時間の中で効率的に準備を進められるよう、最初にスケジュールをきちんと立てておくことも大事に。

From 編集部

費用面も式としての魅力もたくさんの「里帰り婚」、ぜひ検討を!

「お車代が多そう」「打ち合わせの交通費が」「遠距離での準備は大変そう」と不安を抱えている人も、案ずるより産むが易し!実際に里帰り婚を行った花嫁さんたちのケースを見ていると、ちゃんと解決しながら素敵な結婚式を叶えています。地元の家族や友人も喜んでくれるし、予算内でも叶えられる里帰り婚、みなさんもぜひ検討してみませんか。

取材・文/南 慈子 D/ロンディーネ 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のデータおよびコメントは2021年12月に「ゼクシィ花嫁会」メンバー10人が回答したアンケートによるものです
※掲載されている情報は2022年2月時点のものです

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