2025年版[ハワイでの結婚式]親族のみだといくら?費用負担は?リアルレポート付き

ハワイで家族や親族とゆったりリゾート挙式なんていいなあ!そんな希望を抱いたものの、気になるのは「いくらかかるの?」というお金の問題。そこで、アンケートで徹底調査。平均でどのくらいかかるのか、リアルなデータから先輩カップルが実際にかかった費用の実例をご紹介します!
ハワイで家族や親族とゆったりリゾート挙式なんていいなあ!そんな希望を抱いたものの、気になるのは「いくらかかるの?」というお金の問題。そこで、アンケートで徹底調査。平均でどのくらいかかるのか、リアルなデータから先輩カップルが実際にかかった費用の実例をご紹介します!
ハワイで親族のみの結婚式にかかる費用の平均は、挙式費用が119万2500円(※)、パーティ・会食の費用が30万5000円で、合計149万7500円。このほかに渡航費や宿泊費、現地での滞在費などがかかります。
ちなみに、ハワイでの親族のみの結婚式のゲスト人数の平均は11.6人という結果でした。
※挙式にかかる費用には、会場使用料や衣裳、小物、ヘアメイク・エステ、ブーケ、写真・ビデオ、関係者への謝礼などが含まれます。
挙式後にパーティを行い、かつゲストを招待する場合は、人数によってパーティ・食事の費用は変わります。親族のみのハワイ婚パーティ費用の平均は30万5000円。これを平均ゲスト人数の12人に新郎新婦を足した14人で割ると、1人当たりにかかる金額は2~3万円くらいと計算できます。
この金額を目安にすると、例えば、親族を多く招いたり、友人なども招いて30人のパーティを行う場合は60万~90万円くらいかかることに。
さらに、航空券などゲストの旅費や現地でのアクティビティーなどを負担するとなると、その分の費用も発生します。
海外での結婚式にかかる費用は大きく分けると2つ。「結婚式のお金」=挙式・パーティにかかる費用と、「結婚式以外のお金」=旅行と滞在にかかる費用です。また、ゲストの旅費負担をする場合は、その費用も必要です。
海外での結婚式の場合、手配会社や旅行会社が設定しているプランを利用することが多いのが実情ですが、個別の費用は以下の通りです。
項目 | 平均金額 |
---|---|
1 新婦衣裳 | 17万9700円 |
2 新郎衣裳 | 14万8700円 |
3 ヘアメイク | 3万9100円 |
4 ブーケ・ブートニア | 3万9500円 |
5 挙式やパーティ中の写真・ムービー撮影 | 15万8000円 |
1 新婦衣裳
国内のウエディングドレスの平均29万円(★)に比べると低め。また、ハワイ婚だとお色直しをせず1着で通す花嫁が多い傾向です。
2 新郎衣裳
新郎も1着で通すケースが一般的。タキシードが多いですが、リゾートらしいカジュアル感のあるジャケットなどにする人も。
3 ヘアメイク
プランに含まれることが多いですが、挙式後のフォトツアーでチェンジしたり、ヘアメイクを指名したりすると追加で料金が発生します。
4 ブーケ・ブートニア
挙式プランに含まれるケースが多いのですが、こだわる人は追加料金を支払い、オーダーやカスタマイズする場合もあります。
5 写真・ムービー撮影
多くのカップルがプロに依頼。挙式やパーティの写真撮影はプランに含まれていることが多い模様。また別途挙式前後にビーチや観光スポットなどでフォトツアーを実施する人もいます。
結婚式以外にかかるのは旅費と現地滞在中に使うお金。お土産にもまとまった金額がかかります。
項目 | 平均費用 |
---|---|
1 ふたりの旅行費用 | 67万円 |
2 お土産代 | 8万3600円 |
3 ゲストの旅行費用 | 80万5100円 |
1 ふたりの旅行費用
旅行費用には航空運賃と宿泊代が含まれています。ハワイ婚の場合の平均旅行期間は5.4日。渡航時期や予約のタイミング、手配先によっても変動が大きいです。またハネムーンを兼ねてラグジュアリーなホテルに滞在するケースもあり、一般的な海外旅行に比べてもお金をかける人も多いでしょう。
2 お土産費用
ハワイでの親族婚の場合、多くのゲストを招くことが難しいため、お土産を渡すことで結婚式の報告を兼ねるというカップルも。親族や友人以外にも、職場の上司や同僚にも用意しているよう。
3 ゲストの旅行費用
負担する場合は総額にも大きく影響するゲストの旅行費用。詳しくは次をチェック!
家族や親族など参列してほしいゲストがいる場合、旅費の負担をどうするかは悩ましいポイントですよね。そこで、実際に旅費を負担したか、負担した場合はどのくらいだったか先輩花嫁に聞いてみました。また費用負担をしなかった先輩カップルが代わりに行った配慮についても紹介します。
親族のみのハワイ婚では旅費のすべてを負担したカップルは27.5%、一部を負担したと答えたカップルは71.6%、平均負担額は80万5100円という結果に。
今回の調査ではほとんどのカップルが旅費の負担をしていたものの、必ず負担をしなければならないわけではなので、ふたりでよく話し合って決めて。
旅費をゲスト各自に負担してもらう場合も、観光やアクティビティーの費用をふたりが負担したり、プレゼントを贈ったり、何らかの形でゲストへ配慮するカップルも多いよう。また、ご祝儀を辞退するケースも少なくありません。
ハワイウエディングに親族のみを招待し、旅費の負担をしなかったと回答した14組のうち、7組がご祝儀を辞退し、10組がさまざまな方法でお礼を伝えていました(■)。
挙式の次の日の観光にゲストも招待。また両家の父母にはホノルル最後の夜にディナーをプレゼントしました。(おなつさん)
挙式の翌日にゲスト全員とハワイを感じられるアクティビティーに参加。船に乗って、ハワイの景色と空気を存分に楽しみました。(もなみさん)
ゲストの名前が刺しゅうされたハワイらしいデザインのハンカチをプレゼントしました。(奈津美さん)
滞在先のワイキキのホテルから挙式会場のあるコオリナまでの交通費を負担しました。(まっちゃんさん)
ハワイ婚の費用に影響するポイントは大きく分けると2つ。旅行費用を抑えるパターンと、挙式・パーティの費用を抑えるパターンです。
旅行費用に影響するのは旅費と滞在費。滞在期間やホテルのランクの他、チェックしたいのは”時期“。エリアごとに人気シーズンがあり、その時期は飛行機代やホテル代も高くなります。もしグッと費用を抑えたいなら狙い目は人気シーズンから少し時期をずらすこと。
日程をゴールデンウイーク明けにしました。(Kさん)
5月と6月でも旅行代金が違ったので、5月の月末に出発することで、旅費を抑えました。(まっちゃんさん)
などと、オンシーズンを避けたという人も目立ちました。
オフシーズンにして費用を抑えました。その中でも、キャンペーン期間を狙いました。(夏鈴さん)
というように、旅行会社や手配会社が行っているお得なキャンペーンを利用したという声も。
また、手配するタイミングによっても、飛行機代やホテル代は変動するので、できるだけ早い段階から代金をチェックしておくのもおすすめです。
挙式・パーティの費用を抑える場合は、こだわるところとそうでないところのメリハリを付けたり、アイテムや装飾を持ち込んだりする人も多いようです。
小物など自分で調達できるものは用意しました。また、装飾もシンプルなものにしたり、ケーキをプラン内の標準のものに。その一方でこだわるところはとことんこだわりました!(美咲さん)
ハワイで親族のみの結婚式した先輩カップルの実例をご紹介!こだわってお金をかけたところから工夫して抑えたポイントまで、ぜひやりくりの参考にしてくださいね。
映画で見た外国の結婚式に憧れがあったかとさん。目指す世界観を形にできそうなフリーウエディングプランナーに依頼。憧れの結婚式シーンの画像を共有し、テーマカラーにこだわって大満足。家族水入らずの時間を過ごせたのも良かった。
写真の色味にもこだわり、
理想の仕上がりを叶えてくれるフォトグラファーを選んだ
憧れホテルでのウエディングフォト
プランニング代が57万2980円かかりましたが、洋画のような雰囲気を実現できて嬉しかったです!結婚式前後は憧れのホテルに滞在し、撮影を行ったのも思い出になりました。(かとさん)
式後はお互いの家族にそれぞれアクティビティをプレゼント
ふたりの時間もじゅうぶんに楽しめた
2週間の長期滞在だったため、結婚式前後の3日以外はキッチン付きのコンドミニアムに宿泊し、自炊して食費を抑えた。
また、ハワイへの渡航も大型連休を避けることで、ゴールデンウイークやお盆時期に比べると10万円ほど節約できたそう。
日本からカップ麺を持って行きました。スーパーで食材を購入し自分たちで料理することで、だいぶ滞在費を節約できました。(かとさん)
挙式日 2023年10月28日
ゲスト人数 6人
滞在期間 13泊14日
結婚式総額 111万8880円
ふたりの滞在費 90万円
親族分の費用負担 親の飛行機代・ホテル代を一部負担
両家の家族旅行も兼ねてハワイ婚を行った美咲さん。ふたりとも衣裳にこだわり、新郎は「好みのタキシードを着たい!」とオーダーメイド。シューズなども合わせて30万円ほど。新婦は40万円のドレスをレンタルした。
また、特別な機会だったので、憧れホテルでの滞在もたっぷり満喫した。
人気のあるフォトグラファーは一年先まで予約が埋まっていましたが、一生に一度の結婚式なので、好みの方を予約しました!ホテルも高額でしたが、必ず一生の思い出になると思います!(美咲さん)
ふたりが手作りしたパンフレット
「旅行を通じて両家が仲良くなったのも嬉しかった」と新婦
結婚式のアイテムはできるだけDIYをして持ち込んで、節約も叶えながらふたりらしさもプラス。
滞在中は家族との旅行も楽しみつつ、アクティビティにお金をかけずホテルで丸一日のんびり過ごす日も作った。
結婚式や撮影などかなり疲れるので、ホテル内のビーチやプールでのんびり何もしない日を過ごすのもとても贅沢な時間で良かったです。(美咲さん)
挙式日 2024年10月2日
ゲスト人数 10人
滞在期間 10泊11日
結婚式総額 約100万円
ふたりの滞在費 約200万円
親族分の費用負担 なし
ホテルの31階にある海を望むチャペルでの挙式と、家族と水入らずのパーティを満喫したもなみさん。挙式ではバルコニーから、海で泳ぐウミガメやアザラシを見つけ、祝福に来てくれたようで嬉しかったそう。
パーティでは、みんなの思い出に残るものをと、席札としてハワイをイメージしたモチーフとゲストの名前を刺しゅうしたハンカチ(約1700円)を用意したのもこだわり。
ふたりが用意したハンカチ。飛行機モチーフは新郎新婦用
衣裳はプラン内に収まるものを検討していましたが、試着してお気に入りの衣裳を見つけてグレードアップ。ドレスは23万円、タキシードは13万5000円、彼はオーダーメイドのシャツも用意し、プラス2万円でした。(もなみさん)
ドレス姿を見たたくさんの人から「おめでとう!」の声をかけてもらい、とても幸せな気持ちで挙式当日を過ごすことができたと新婦
お金のかかりがちな外食では、レストランのハッピーアワーの時間帯を利用。ディナーより早めの時間だとお得にお酒やごはんを楽しむことができたそう。
外食以外にもテイクアウトしたり、スーパーなどで買い出しをしてホテルの部屋で食事したりしました。節約にもなるし、楽しいのでおすすめです!(もなみさん)
挙式日 2024年9月10日
ゲスト人数 5人
滞在期間 5泊6日
結婚式総額 160万円
ふたりの滞在費 160万円
親族分の費用負担 なし
ふたりの誓いは大切な家族や親族には見守ってほしいもの。また、ハワイという開放感抜群のリゾートで大切な人たちと過ごせたら、きっと忘れられない思い出になるはず。お金については、ちょっと悩むところもあるかもしれませんが、ハワイ婚をしたいという気持ちを伝えて、費用負担についても相談してみるのも手。招待を打診する際にも、旅費負担の有無も併せて伝える配慮も忘れずに。ゲストへの配慮も含めてしっかり準備を進めて、大満足のハワイ婚を実現してくださいね!
文/小松七恵 イラスト/moko. 構成/小田真穂(編集部)
※記事内の無印のデータは2025年6月にマクロミル会員102人が回答したアンケート調査、★のデータは「ゼクシィ結婚トレンド調査2024(全国推計値)」、■のデータとコメントは2025年3月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー17人が回答したアンケート調査によるものです
※実例内に掲載されている費用は結婚式実施時点での概算です。渡航の時期、予約時期、物価変動などにより金額は変動します
※掲載されている情報は2025年7月時点のものです